早起きは三文の得になりますか？～POG第11節～

藤沢雄二さんの競馬日記

2017年8月12日 6:39 公開

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今週のPOG戦線は1頭が出走。
出走が土曜日の朝イチだけに、今日が休みで良かった(^^;

【出走】
・8月12日新潟1R
△ギルトエッジ(内田博幸騎手)

新潟の未勝利戦にギルトエッジが中2週で参戦です。

ギルトエッジ
                       １哩７Ｆ６Ｆ５Ｆ半哩３Ｆ１Ｆ
　17. 7ベスト美南Ｗ重                 70.1 54.4 40.0 12.7［６］馬なり余力
　助  手   ◇美南Ｗ良                 71.5 55.5 40.2 13.3［６］強目に追う
★宮崎北 8. 3美南Ｗ良                 71.9 56.3 41.5 13.3［６］馬なり余力
　　　　　　　オリンピアスカイ(古500万)馬なりの内を0.6秒追走同入
　助  手 8. 6美南坂良            2 回 55.6 39.7 26.0 12.8      馬なり余力
　　　　　　　ヤマニンベルベーヌ(三未勝)馬なりを0.4秒追走同入
☆吉田隼 8. 9美南Ｗ稍                 70.2 55.2 40.9 13.2［５］馬なり余力
　　　　　　　ステラエスペランサ(三未勝)馬なりの内を1.8秒追走同入

時計の内容はともかく、中2週で速いところを3本やっているのは好感。
ただ、初戦で532kgだった重厚なタイプの馬に新潟1800mという舞台設定が合うのか？という疑問というか不安は少なからずある。

というのも、このレースは未勝利戦だけど、私の記憶が確かならば新潟芝1800mの新馬戦を勝って重賞に手が届いたのってオメガハートランドとルージュバックしかいないのよね。
これ、新潟の1600mで新馬勝ちをした馬のその後と比べると出世した数が遥かに少ない。
まあ未勝利勝ちから出世した馬については集計していないけど、古馬の番組表を見ても新潟の外回りは1600mと2000mは高級条件のレースがあるけど、開催日数縮小の影響もあるのか1800mは今や準オープンのレースすら組まれていない。

何が言いたいかというと、新潟1800mという舞台設定は『重厚さ（底力）は求められないのでは？』ということ。
裏を返せば、牝馬特有の軽さ（切れ）みたいなのが求められるのではなかろうか、と。

なので初戦のパドック映像を見た時に、牛のようなモッサリ感があったギルトエッジを考えると、正直、不安の方が先立つ。

とはいえ、デビューの地が福島であることを考えたら、ノーザンFのそもそもの期待値が高いわけでもなさそう。そういう意味では底力があるとも思えない。
それに腐っても母系はウインドインハーヘアの一族なので、単純に新潟の外回りは合うだろうと、ちょっと能天気に考えてみることにしてみる。
馬体重が10kgくらい減っていれば可能性はより高まると思うし、軽い気持ちで単勝ぐらいは持っていてもいいのかな。

【在厩】
△フロンティア(8月27日の新潟2歳Sを岩田康誠騎手で)
☆リシュブール(8月20日の札幌芝1800mを福永祐一騎手で)
☆イルーシヴグレイス(8月19日の札幌芝1500mをモレイラ騎手で)
☆ソーグレア（木曜日のゲート試験は不合格）

【放牧】
☆ウラヌスチャーム（8月5日の新馬戦を快勝→アルテミスSへ）
☆レッドシャーロット(7月16日の未勝利戦を快勝)
△アントルシャ(7月23日の新馬戦を快勝)
△ダンツクレイオー(7月23日の函館2歳Sは9着)
☆アドマイヤアルバ(7月22日の中京2歳Sは2着)
☆レディバード(7月8日の新馬戦は2着)
☆スヴァルナ（8月5日の未勝利戦は9着）
☆シエラネバダ(6月25日の新馬戦は6着)
△ヴェロニカグレース(7月22日の新馬戦は3着)
△カヴァロディーオ(7月30日の新馬戦は4着)
☆ダブルフラット(ゲート試験に合格)
△クリッパー(ゲート試験に合格)

【故障者リスト】
☆ローズベリル(骨折が判明)
☆ブルーメンクローネ(外傷)
☆ベストヴォヤージュ(熱中症)

【調教】
リシュブール
                       １哩７Ｆ６Ｆ５Ｆ半哩３Ｆ１Ｆ
　助  手 7.16  函Ｗ良                      57.8 43.0 13.6［７］馬なり余力
　助  手 7.19  函Ｗ良                 70.1 55.2 41.1 13.4［９］馬なり余力
　　　　　　　サフランブーケ(新馬)一杯の外を0.4秒先行3Ｆ付0.1秒先着
　助  手 7.23  函Ｗ稍                           43.6 13.5［６］馬なり余力
　助  手 7.26  函Ｗ良                 69.0 52.6 38.7 12.3［７］馬なり余力
　　　　　　　サフランブーケ(新馬)強目の内を追走0.1秒先着
　助  手 7.30  函Ｗ良                           44.9 12.6［８］馬なり余力
★福　永 8. 2  函芝良                           39.4 12.5［８］馬なり余力
　　　　　　　マツカゼ(新馬)強目の外0.1秒先着
☆助  手 8. 9  函芝稍                 64.3 48.7 35.8 12.4［６］強目に追う

イルーシヴグレイス
                       １哩７Ｆ６Ｆ５Ｆ半哩３Ｆ１Ｆ
　助  手 7.20美南坂良            1 回 59.3 44.2 28.8 13.9      馬なり余力
　助  手 7.23美南坂良            1 回 58.0 42.6 27.7 13.5      強目に追う
　助  手 7.26美南Ｗ重                 73.2 57.2 41.8 14.1［６］馬なり余力
　　　　　　　アドヴェントス(古500万)馬なりの外を0.8秒先行4Ｆ付同入
★助  手 8. 3  函Ｗ良                 69.1 54.3 39.8 13.4［６］一杯に追う
　　　　　　　アドヴェントス(古500万)馬なりの外を0.4秒先行0.3秒遅れ
　助  手 8. 6  函Ｗ良                      58.5 43.3 13.6［７］馬なり余力
　　　　　　　フォギーナイト(古500万)馬なりの外同入
☆助  手 8.10  函芝重                      53.0 38.6 12.8［８］一杯に追う
　　　　　　　フローラデマリポサ(古500万)馬なりの外0.4秒遅れ

フロンティア
                       １哩７Ｆ６Ｆ５Ｆ半哩３Ｆ１Ｆ
　17. 6ベスト  栗ＣＷ良            84.2 67.8 52.8 38.7 11.7［８］  強目余力
　助  手   ■  栗坂稍            1 回 54.7 39.6 25.8 12.4      一杯に追う
★助  手 8. 6  栗坂良            1 回 56.5 41.7 27.1 12.9      馬なり余力
　　　　　　　ノーブルスピリット(新馬)馬なりを0.1秒追走同入
☆岩　田 8.10  栗ＣＷ良            87.0 71.1 55.6 41.2 12.4［８］馬なり余力
　　　　　　　ノーブルスピリット(新馬)馬なりの外同入

ソーグレア
                       １哩７Ｆ６Ｆ５Ｆ半哩３Ｆ１Ｆ
　助  手 8. 6  栗坂良            1 回 59.4 43.8 28.8 13.2      馬なり余力

バレエブランの2015が晴れて競走馬登録されてソーグレアとしてデータベースに載るようになりました。
現状はゲート試験合格に向けての調整中。順調に進んでも、デビューは最短で阪神の2週目ぐらいでしょうか？

イルーシヴグレイスは堀調教師のコメントがあまり強気ではないらしいのだが、要約すると「使いつつ」とのことらしい。
それでも裏を返せば「数を使う」という意思はあると思いたい。

リシュブールの新馬戦のメンバーはかなり濃いらしいけど、新馬戦なんてやってみないとわからないですからね。
もちろん欲しいのは『新馬勝ち』ですけど、今からイレ込んでいても仕方ないですから（苦笑）

新潟2歳Sに駒を進めるフロンティアの鞍上は岩田騎手になったそうで。
今回は控える競馬になると思うのだけど、いい騎手が空いていたので楽しみになりました。

在厩状況を考えると、どうやら9月の1週目の出走がなさそうなので、シーズンAの部門賞はどれを取っても中途半端なことになりそう。
今週含めて、わかっている期間内4走を全部勝って、14節終了時点での首位通過ができるかどうかってところでしょうね。

いくら（優勝争いの）順位は気にするような時期ではないとはいえ、部門賞を考えるとだいぶ気にしますよw

それもさることながら、9月の出走数が見えてこないのが不安ではある。
それだけに今月は一戦必勝で行ってもらわないと後が厳しくなるのよね。