グリーンセンスセラさんの競馬日記

> 【ダイヤモンドS展望】

 公開

291

【ダイヤモンドS(G3)展望】フェイムゲーム登場!名物マラソンレースを制するのは?─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2018年2月15日 14時0分 http://biz-journal.jp/gj/2018/02/post_5837.html

 数あるJRA主催のレースの中でも3000mを超えるレースの数は年間を通しても限られているが、17日(土)に東京競馬場で開催されるメインレースは3400mで争われるダイヤモンドS(G3)。東京競馬場の3400mというコース設定はこのレースのためだけに用意された条件で、年に1度しか使用されない。そんな特殊なレースに出走を予定している有力馬を紹介する。

 ステイヤーとしてはすでに一流の実績を残しているフェイムゲーム(セ8、美浦・宗像厩舎)が頭一つ抜けた存在となりそうだ。すでに8歳になるベテランではあるが、2014年からこのレースへは毎年参戦しており2勝、2着1回と抜群の成績を残す。昨年こそ6着と期待を裏切る結果となってしまったが、東京競馬場での長丁場のレースではG2を含む重賞4勝を上げる活躍。高いコース適性があるだけに昨年の借りを返したいところだ。また、これまでとはローテーションを変更し同じくマラソンレースの一つであるステイヤーズS(G2)からの臨戦と勝負気配が漂う。前走では2着となったが3着馬には2馬身差を付けているだけに、最大のライバルであるアルバートが不在のここは負けられないレースとなりそうだ。

 東京競馬場での長丁場を得意とするのはソールインパクト(牡6、美浦・戸田厩舎)も同様である。ここまで重賞勝利は無いものの、格上挑戦で挑んだ2走前のアルゼンチン共和国杯(G2)で2着になるなど、重賞制覇まであと少しのところまできている。今度こそという思いは強いはずだ。今年の初戦となった前走の日経新春杯(G2)では11着に敗れたが、スローペースの瞬発力勝負の競馬で直線が平坦なコース形態の影響もあって前に行った馬が全く止まらなかった。大敗明けでのレースとなるが、東京競馬場での2400m以上のレースは5戦して3着以内を外したことが1度も無い好相性のコース。叩き2走目、相性の良い舞台と、重賞初制覇に期待が持てる条件は揃っている。 

 函館記念(G3)以来の出走となるヤマカツライデン(牡6、栗東・池添厩舎)の走りにも注目したい。昨年の夏以来の再起戦となるが、長距離は2年前の丹頂S(OP)で見事な逃げ切り勝ちをしている。芝のレースへの転向後は徹底して逃げの作戦を取っており、他馬が折り合い重視のスローペースとなるようであれば絶好の展開となりそうだ。現時点では小倉記念(G3)への登録もありどちらに出走してくるかわからないが、こちらに出走するようであればマラソンレースでの大逃げという、面白い走りを見せてくれるはずだ。

🏇次のページ 実績面を考えるとプレストウィック(牡7、美浦・武藤厩舎)の巻き返しも十分に考えられる

 長距離での実績面を考えるとプレストウィック(牡7、美浦・武藤厩舎)の巻き返しも十分に考えられる。前走のステイヤーズS(G2)を3着しているように、距離が長いところでの戦績は安定している。3000mを超えるレースでは3戦して掲示板を外したことはない。今回も相手には骨のあるメンバーが揃っているが、前走よりも軽くなるハンデを活かした立ち回りをすることができれば、勝機は十分あるはず。

 このほかでは前走の万葉S(OP)で2着と好走しているリッジマン(牡5、栗東・庄野厩舎)や、2400mのレースでの好走歴を数多く持つリッチーリッチー(牡5、美浦・奥村厩舎)など、格上挑戦組にも伏兵馬が控えている。

 年に1度しか使用しない東京コースで争われるダイヤモンドS(G3)。3分を超える熱い戦いの中で各馬の様々な駆け引きが繰り広げられる。注目のレースは17日(土)東京競馬場で15時45分の発走予定となっている。

 ナイス!(5

この日記へのコメント

コメントはありません。

関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記