銀色のサムライさんの競馬日記

POG2017-2018 新種牡馬の注目馬ピックアップ

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いよいよPOGの新シーズンが開幕!

今季もウマニティでPOG大会が開催されますから、
どの馬に入札しようか…と頭を悩ませている方々もたくさんいらっしゃるかと思います。

今季のPOGの注目点は「新種牡馬」。
オルフェーヴル、ロードカナロアといった名馬の子供たちがデビューする事もあって、
例年以上に新種牡馬に対する期待が高いようなので、
今回は今季のPOGでデビューする新種牡馬の注目馬をピックアップしていきたいと思います。


【オルフェーヴル】

初年度からGⅠを勝っても不思議じゃないぐらいの好ラインナップがそろったオルフェーヴル。

マルペンサ2015、シンハリーズ2015、サトノアマゾネス2015、ビワハイジ2015、
といったあたりが血統的に注目されそうですけど、
ここでは、シーエスシルク2015とマルティンスターク2015の2頭を注目馬として挙げたいと思います。

シーエスシルク2015(馬名・アルキミア)は社台ファームで生産された牡馬。
厩舎は美浦・大和田厩舎。

3月末時点で馬体中が430kg台、とやや小柄な牡馬なんですけど、筋肉隆々な馬体の持ち主。
5月産まれという点がネックですが、早生まれの馬よりも成長する余地はあると思うので、
一発長打の伏兵的な存在になりそうです。

マルティンスターク2015(馬名・ショーンガウアー)はノーザンファームで生産された牡馬。
厩舎は美浦・木村厩舎。

今季の木村厩舎はかなり良いラインナップだと思っているのですが、
その中で掘り出し物的な存在になりそうなのがこの馬です。
秋以降の入厩を予定しているようなので、デビュー時期の情報を逐一チェックする必要がありますけど、
馬っぷりの良さはピカイチですから、無事デビューできれば面白いと思います。

【ロードカナロア】

オルフェーヴルと比べると小粒な印象がしますけど、
繁殖牝馬の質は既存の種牡馬たちに負けないくらいのものがありますので、
同じ新種牡馬のオルフェ産駒に人気が集中するようなら、その代わりにロードカナロア産駒で勝負するのもアリかもしれません。

でも、1600m以下で活躍したロードカナロアらしく、胴体の短い馬が多いので、
短距離重賞が多く組まれている2歳戦で活躍できる速攻型を狙うのが得策だと考えています。

血統的に外せないのはトゥザヴィクトリー2015(馬名・トゥザフロンティア)ですね。
ノーザンファーム出身で、育成時から動きの良さを高く評価されています。
厩舎は栗東・池江厩舎。名門厩舎からいきなりロードカナロア産駒の大物が誕生するかもしれません。

【エイシンフラッシュ】

性能も馬体の見栄えもピカイチだったエイシンフラッシュ。
産駒にも馬体の良さが受け継がれているようで、馬体を良く見せている子供たちが多かったように思います。

でも、エイシンフラッシュ自身がムラのあるタイプでしたから、
種牡馬になっても、三振かホームランか、という極端な傾向が強くなるのかな?と考えています。

エイシンフラッシュ産駒の注目馬は美浦・国枝厩舎所属のスルージエアー2015(馬名・スワーヴエドワード)。
母父ダンスインザダークで、ディープインパクトの親戚にあたる、という血統背景です。

4月初旬時点で馬体重が490kg台なのですが、良い意味でシャープさが出た馬体の持ち主。
報知ブログによると、東京開催でのデビューも視野に入っているようなので、
速攻型としても期待できそうです。

【ヘニーヒューズ】

既に日本でも何頭か走っていますが、今季が本格的な種牡馬デビューとなるヘニーヒューズ。

アジアエクスプレスのような芝とダート両方で活躍した馬もいましたけど、
本質的にはダート向きの馬が多くなると思います。

人気を集めそうなのはランニングボブキャッツ2015(馬名・レピアーウィット)の牡馬。
アジアエクスプレスの弟ですし、美浦の堀厩舎&金子真人オーナーというポジティブな要素も存在しています。

ヤマカツエースの弟になるヤマカツマリリン2015(馬名・ヤマカツヒーロー)も好仕上がりとの事。
早ければ夏の北海道開催でのデビューになるそうです。
厩舎は栗東・池添兼厩舎。

【ノヴェリスト】

今季の新種牡馬の中で最も不気味な存在になっているのがノヴェリスト。
ハービンジャーが持つレコードを更新してキングジョージを制したドイツの名馬の産駒がついにデビューを果たします。

早期デビューが見込まれているのがダンスインザムード2015(馬名・シャンデリアスピン)の牝馬。
管理するのは栗東・松永幹厩舎で、5月初旬にトレセンに入厩しています。

未知な部分が多いノヴェリスト産駒ですから、POG的にはややリスキーな感じがしますけど、
育成段階から順調に調整が進んでいるようですので、早期デビューからの勝ち上がりに期待したいです。


まとめると…

オルフェーヴル産駒⇒シーエスシルク2015、マルティンスターク2015
ロードカナロア産駒⇒トゥザヴィクトリー2015
エイシンフラッシュ産駒⇒スルージエアー2015
ヘニーヒューズ産駒⇒ランニングボブキャッツ2015、ヤマカツマリリン2015
ノヴェリスト産駒⇒ダンスインザムード2015

以上の7頭を注目馬として取り上げました。

オルフェーヴル産駒の2頭はそこまで人気を集めないと思うので、
ウマニティPOG的にも楽しめる存在になるのではないでしょうか。

この日記へのコメント

銀色のサムライ 銀色のサムライ|2017年5月30日 20:53 ナイス! (2)

>美馬優駿さん

>今年春G1を振りかえると皐月賞馬だけでディープインパクト主体から変わってきたなぁと私的、感想です。

ディープ産駒が強いはずのダービーもキングカメハメハ産駒・レイデオロとハーツクライ産駒・スワーヴリチャードのワンツーでしたし、
高速決着が不向きとされていたハービンジャー産駒からもモズカッチャンとペルシアンナイトが活躍しましたよね。

まだまだディープ産駒の天下が続くかと思いますが、
種牡馬の勢力図も徐々に変わってきた、というイメージがありますよね。

今回ご紹介した5頭の種牡馬がディープ産駒に対抗勢力になれるのかどうか、
というところを楽しみにしながら今年の2歳戦を見守っていきたいです。

(退会ユーザー)|2017年5月30日 20:31 ナイス! (2)

今日も1日、お疲れ様でした。

チョイと前だったらディープインパクト産が主流だったが。

今年春G1を振りかえると皐月賞馬だけでディープインパクト主体から変わってきたなぁと私的、感想です。

来年のダービーに向けてどのような種牡馬が活躍するか注目したいです。

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