TERAMAGAZINEさんの競馬日記

ジェンティルドンナはダイワスカーレットにはなれない。

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ジェンティルドンナ。
ジャパンカップ3連覇で華々しく引退という社台の筋書き通りに行かず、3連覇どころか馬券圏からも外れる4着惨敗…(普通はジャパンカップで4着なら善戦とか好走で、惨敗とは表現されないのに、惨敗、限界と言われてしまう所がジェンティルドンナの悲劇)という結果に吉田勝己社長が余程納得いかなかったんでしょうね。
まず勝てない、であろう有馬記念に無理やり出走とは。

ジェンティルドンナが有馬記念を勝てない理由はいくつもあります。
G1は6勝していますが、オークス、ジャパンカップ(2回)、ドバイシーマクラシックと4勝が左回り。桜花賞は実力と完成度で完勝しましたが、一番辛勝だったG1がオークスで格の違いを見せつけたはずのヴィルシーナ相手の右回りの秋華賞。

牝馬の衰えは急速です。
古くはマックスビューティ。8連勝で桜花賞、オークスの2冠を圧勝しましましたが、単勝1.2倍の3冠目のエリザベス女王杯(当時は牝馬3冠目はエリ女だった)で天皇賞馬ニッポーテイオーの妹タレンティドガールに差し切られ、プライドを取り戻すための闘いである次走の有馬記念では何と10着惨敗。その後全く勝てず、最強2冠馬が単なるオープン特別を1勝しただけの7連敗で引退しました。

ダイワスカーレットは、あの伝説の2008年の天皇賞秋でウオッカに2センチ差惜敗(僕は今でも負けたとは思ってない)後に、有馬記念をG1・4勝のダービー&天皇賞馬メイショウサムソン、ジャパンカップ馬スクリーンヒーロー、昨年の優勝馬マツリダゴッホをハイペースの逃げでことごとく潰し、牝馬としてはトウメイ以来の37年ぶりの優勝しました。しかも牝馬で1番人気での優勝は史上初。
ダイワスカーレットの一番偉大な功績は桜花賞、有馬記念などG1・4勝という点だけでなく、生涯成績【8・4・0・0】で、1度も連対を外していない所だと思っています(デビューから引退までの12戦連続連対はJRA所属の牝馬としては最多記録(最多記録は19戦連対のシンザン)。ウオッカとかブエナビスタとかけっこう3着外してますから。

ジェンティルドンナは、ベスト条件の東京2400m。天皇賞秋を叩き台にして最高のパフォーマンスを発揮出来るはずのジャパンカップで優勝どころか馬券圏外。
牝馬3冠を獲った後に「ただ貰いのエリ女」には見向きみせず、最強馬オルフェーヴルがいるジャパンカップに出走したジェンティルドンナはもういません(キッパリ)

無念ですがジェンティルドンナは、8連勝で桜花賞、オークスを勝った後に、オープン特別しか勝てずに引退したマックスビューティのようになってしまうのでしょう。
有終の美どころか馬券圏外。掲示板すら無いと見ています。

ジャスタウェイ、ゴールドシップ、エピファネイアにラストインパクトがどこまで絡めるかというレースだと思っています。

【ご報告】
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お詫び申し上げます。

詳細と綿密フォローは完璧にします!
明日、詳しい報告をいたします。

本当に、申し訳ございません・il||li▄█▀█●il||li・

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