グリーンセンスセラさんの競馬日記

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京都記念(G2)「勝ちに行く」クリンチャー陣営の強気に震える......菊花賞「粘り腰」と天の恵み?─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2018年2月8日 12時7分 http://biz-journal.jp/gj/2018/02/post_5788.html


 11日に開催される京都記念(G2)。今年はレイデオロ、モズカッチャン、ディアドラ、アルアインと今年の主役を張るに値するG1ホースが出走する。

 一方、G1どころか重賞馬ではないが、陣営がとにかく「攻め気」な馬がいる。それが、昨年の菊花賞2着馬クリンチャー(牡4 栗東・宮本博厩舎)だ。

 クリンチャーここまで7戦2勝、昨年のクラシックを完走し、日本ダービーこそ惨敗したが皐月賞は4着、菊花賞は2着と世代トップクラスの活躍を"地味に"続けてきた馬だ。ディープスカイ産駒としては1番馬といえる。

 今回の「4強」と比較すると実績面と派手さで見劣りするクリンチャー。しかし今、この馬が一気にスター候補になる「お膳立て」が整いつつあるようだ。

 クリンチャーのこれまでの2勝はどちらも2000m以上。今回の2200mという距離は、競馬場こそ違うが2勝目を上げたすみれSと同じである。距離への不安はなく、むしろもっと長いほうがこの馬にとってはベストか。

 さらに、この馬の「ベストレース」といえるのが菊花賞2着の内容だ。道中11番手から3コーナー付近でまくり気味に進出。その後もペースを落とさず、直線を先頭で迎える。追い出した後続が迫りくるもクリンチャーの脚色は衰えず、先頭での粘り腰を披露した。

 最後は別次元の脚で伸びてきたキセキに差され突き抜けられたが、インを伸びてきたポポカテペトルとの叩き合いを制し2着を確保。積極的に動く競馬で結果を残したが、同馬のスタミナと馬場適性を見切った藤岡佑介騎手のファインプレーともいえる。

🏇次のページ 宮本調教師『メンバーが強いなんて言ってられない』『勝って春に向かう』

「今週の京都競馬場の天気は、現状土曜が雨、日曜が曇りという予報。ある程度馬場が渋っての京都記念という可能性も十分にあります。これはクリンチャーにとっては追い風でしょう。久々のレースですが、1週前追い切りでしっかり追われてから雰囲気が一変したようです。直前調教の評価も高い。これは一発があるかもしれません」(現場記者)

 頼もしい動きを見せているようだが、勢いを感じるのは馬自身だけではないらしい。

「宮本調教師は『春の天皇賞を最大目標に置いている』とのこと。今回のメンバーは確かに強敵ですが、G1を取るためには『メンバーが強いなんて言ってられない』『勝って春に向かう』と相当な意気込みのようです。それだけクリンチャーへの期待値は高い。これは一発があるかも......」(同)

 4強同士が牽制し合う中、スルスルと先頭にクリンチャー! なんてこともあるかもしれない。ここで「地味」な印象を払拭するような結果が出るか、注目だ。

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