亀丸少年さんの競馬日記

僕自身は、定年後1年余り経過した立場なので、今一度現状をチェックするために購読中ですが、これからの方にはお薦めかも。

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楠木新 著 (著)「定年後 - 50歳からの生き方、終わり方」 (中公新書)

<内容(「BOOK」データベースより)>
自営業などを除けば誰もがいつか迎える定年。社会と密接に関わってきた人も、組織を離れてしまうと、仕事や仲間を失って孤立しかねない。お金や健康、時間のゆとりだけでは問題は解決しない。家族や地域社会との良好な関係も重要だ。第二の人生をどう充実させたらよいか。シニア社員、定年退職者、地域で活動する人たちへの取材を通じ、定年後に待ち受ける「現実」を明らかにし、真に豊かに生きるためのヒントを提示する。

☆  ☆  ☆

この日記で一度取り上げたことがあり、その際は定年後1年余り経過した立場なので、立ち読みで済ませようと思ったのですが、すでに重版ということで売れているようなので、購読することに。

主としてはサラリーマン男性がターゲットの内容ですが、50代前後の方にこそ一読の価値はあるかと。

さて、定年後1年余り経過した立場の僕の個人的な気づきをランダムに挙げると、こんな感じかな。

・健康ありき(当然すぎますが、油断すると落とし穴が)。ありきたりですが、フィットネスジム通いは有効な手段です、やはり。

・欲張ったり、素人のくせにリスクの過大な投資に手を出さず、冷静に経済水準、将来にわたる収支見通しをイメージ、確認する。その上で、競馬、馬券勝負に無理なく充てられる資金も明確にしておく。

・競馬のレース名でしか季節の変化に気づかなかった現役時代とは異なり、日々の天候、自然の移ろいで季節の変化を感じ、それを新鮮な気持ちで体感すること。それ自体が日常の発見とささやかな喜びに。

・漠然と受け身で一日を過ごすのではなく(漠然とテレビ視て、ネットでスマホ、PCの画面とにらめっこしているようでは、空しいですよ)、好奇心を持って、能動的に動く、遊ぶ。

・独りでいることを無駄にせず、街へ出て、自然の中に身を置いて動く、歩く。そして動き、歩きながら「考える」ことを楽しみ、習慣化する。

・読書、映画は時間的に余裕ができたのだから、より自由に深く味わえます(僕にはこれが大きいかな)

・寂しいから、退屈だからといってそれを埋めるために他人(との付き合い)に安易に頼らない。

・他人のために何ができるか、喜んでもらえるかを考え、それがフィットするものかを自覚してこそ、他人は受け入れてくれるし、必要としてくれます(自戒の意味も含めて、書き留めました)

まだまだありますが、今朝はこのくらいで。

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