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JRA三浦皇成中央G1初制覇を予言!? 競馬女王桃井はるこが年明け一発目G1を占う─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2018年2月16日 17時1分 http://biz-journal.jp/gj/2018/02/post_5847.html
ダート王決定戦・フェブラリーS(G1)が2月18日に開催される。今年は、昨年の最優秀ダートホース・ゴールドドリームとチャンピオンズC(G1)で同馬と接戦を演じたテイエムジンソクの一騎打ちと見ている者がほとんどだろう。だが、今回登場していただく競馬アイドル・桃井はるこさんは、どうやらその2強対決では終わらないと見ているようだ。大のダート好きとして知られる桃井さんは、どの馬が新ダート王として君臨すると考えているのだろうか? お考えをうかがった!
――昨年末は桃井さんの2大推し馬であるキタサンブラックとコパノリッキーが惜しまれつつ引退しましたね。
桃井はるこ:そうなんですよ?。引退レースとなった有馬記念と東京大賞典(ともにG1)は現地で観戦しました。
有馬記念後のキタサンブラックの引退セレモニーも観賞しましたよ。私はあまり競馬歴が長くないのですが、これまで観戦したことのある中では、どの馬の引退セレモニーよりもすごく人が集まっていましたね。中山競馬場のターフビジョンで、北島三郎さんの新曲「ありがとうキタサンブラック」のPVも見ましたよ。感動してボロボロ泣いてしまいました。帰りがけ、スマホで音楽サイトを見たら既に配信されていたので、曲を購入して聴きながら家路につきましたよ!
そして東京大賞典。観戦した私の周囲ではケイティブレイブを応援している人が多かったですね。でも、私はコパノリッキー一筋! 引退レースなので絶対に勝ってほしかった(笑)。有終の美を飾ったあと、Dr.コパさんがファンに缶バッチを用意してくれたのでもらって帰りました。記念にしたいと思います。
昨年は私の競馬キャリアの中ではじめて、思い入れのある馬が引退したんです。ファンになった馬のキャリアを最後まで見守るという経験をし、今年は『推し馬がいない』という競馬ファンとして新しいフェーズに入っています!!
――新たな局面に突入したわけですね。その"フェーズ2.0"となった桃井さんにさっそく真価を発揮してもらいたい大舞台、フェブラリーSが開幕されます。
JRA三浦皇成中央G1初制覇を予言!? 競馬女王桃井はるこが年明け一発目G1を占うの画像2
桃井はるこ:そうなんですよ。フェーズ2.0になった最初のG1競走なので応援する馬に勝ってもらい幸先のいいスタートを切りたいです。今年は昨年のチャンピオンズCでコパノリッキーを倒したテイエムジンソク、ゴールドドリームが主役になると目されているようですね。
まず、テイエムジンソク。みやこS(G3)、チャンピオンズC(G1)、東海S(G2)を見る限り、かなり強いですよね。実力はコパノリッキークラスではないでしょうか。ダート馬は年を重ねても強い馬は強いと思うので、6歳なら問題ないでしょう! 陣営さんも各種報道に対して「今が一番強い」と答えるなど自信満々です。ただ、主戦の古川吉洋騎手、同馬ともに東京競馬場ダート1600mでの勝利経験はない点が気になりますね......。
その対抗が、R.ムーア騎手が騎乗するゴールドドリームといわれています。負けるときはあっさりと負ける馬なんですが、それは地方競馬場限定。中央では確実に結果を残しています。一昨年前には同じコースの武蔵野S(G3)で2着と実績もありますし、前走のチャンピオンズC(G1)も勝利しているため、今回は人気を集めるでしょう。しかし、若干スタートに不安を抱えているんですよね......。
――やはりこの2頭の名前が上がりましたね。桃井さんのイチオシはどちらでしょうか?
🐴次のページ 桃井はるこさんの推し馬はテイエムジンソク、ゴールドドリームではなく…
桃井はるこ:このどちらかにしようと、一度は考えたんです!! でも、私の推し馬はその2頭ではなくインカンテーションです!! 同馬は、私が強いダート馬を聞かれたら真っ先に名前をあげる馬です。16年こそ低迷しましたが、昨年は復調してフェブラリーSと同じ舞台で開催された武蔵野Sでも勝利を収めるなど重賞を3勝しています。前走の東京大賞典競走で7着だったため人気を落としているようですが、このレースはキャリア初のナイターでした。環境の違いに戸惑い、不覚を取ったと考えれば度外視してもいいのでは。
これまでインカンテーションは、15年のフェブラリーS、昨年のかしわ記念(G1)のそれぞれでコパノリッキーの前に敗れて2着と、大舞台で同馬の影に隠れることが多かったんです。だからこそ、コパノリッキーがいなくなった今、インカンテーションが輝くはずです。その勇姿をぜひ、見たいんです!!
――意外な名前が出ました。では、インカンテーションに続くと考えている馬は?
桃井はるこ:ノンコノユメですね。セン馬となって以降低迷していた同馬ですが、今年の根岸S(G3)で復活V。上がり最速34.2秒を記録するなど、しばらく鳴りを潜めていた驚異的な末脚も復調の兆しを見せています。
さらに前走では新パートナーである内田博幸騎手とタッグがバッチリはまったように見えました。内田騎手は地方出身なので、ちょっとズブくなった馬を動かすことに長けているのかもしれませんね。徐々に加速させていくので、長い直線のレースには強いと考えています。2年半ぶりのG1制覇の可能性も低くないでしょう。
そしてそれらに続くのは川崎記念(G1)を勝利したケイティブレイブです。地方競馬を熱心に見ている人ではないとあまり強さを実感できないのかもしれませんが、ダートの強豪とされる馬たちと比肩する実力を秘めていると思います。これまでアウォーディーやアポロケンタッキー、クリソライトなどダート強豪馬と戦って勝ち、さらにゴールドドリームに勝利した経験もありますからね。
川崎記念からフェブラリーSを連勝したことがある馬がいないのが気になるところではありますが、管理する目野哲也調教師が今月末に引退されることもあり、恩返しの意味も込めての好走を期待したいですね。
――次々に思いもよらなかった馬の名前が飛び出しますね。もしかして、次も?
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桃井はるこ:ふっふっふ。C.ルメール騎手が騎乗するベストウォーリアです。今回、ベストウォーリアは前々走の武蔵野Sで7着、前走の根岸Sは故障で出走取消になるなど、調子が悪いと見られているのかあまり注目を集めていません。
でも、昨年はフェブラリーSで2着になるなど実績がありますし、なんと言っても騎乗するのはあのルメール騎手。昨年末の有馬記念だって、ルメール騎手が騎乗したクイーンズリングを軽視して痛い目にあった人が多かったのでは? やはり、大舞台では安定と信頼の"ルメールブランド"が真価を発揮すると考えています。
そしてぜひ推したいのは地方の牝馬・ララベルですね。私が子どもの頃に放送されていたアニメ『魔法少女ララベル』から名前がとられているだろう同馬は、父がゴールドアリュールで、父母はティンバーカントリー。血統構成はコパノリッキーに似ているので、フェブラリーSに申し分ないですよ。
昨年はJBCレディスクラシック(G1)を勝つなど活躍しましたが、年齢的に考えてもおそらくここがラストランです。あまり期待はされていないようですが、意外に中央の馬場にあっていて南関東所属の真島大輔騎手を背に、「ベララルラー」と魔法の呪文を唱えたかのようにスルスル?っと好走してくれたらなぁ?、なんて妄想をしています(笑)。
――主役級を外していますが、今回は荒れると予想されているんですね。
桃井はるこ:あえてです! フェブラリーSは2014年には16番人気のコパノリッキーが先行してからの粘り勝ちを見せ、さらにその前年にも9番人気のエスポワールシチーが2位に入線するなど、荒れたこともあります。競馬は時に人知の及ばない決着を見せることがありますし、今年も荒れないと誰が断言できるでしょうか? 私は今年も夢を追い続けていきたいんです!!
🐴次のページ キタサンブラック引退後の競馬界で新たに覇権を握る馬は?
■キタサンブラック引退後の競馬界で新たに覇権を握る馬は?
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――先程まではフェブラリーS、つまりはコパノリッキーが引退後のダート界の覇権争いの一部について話をうかがいました。ですが、昨年はキタサンブラックも引退しました。芝のほうはどの馬が今年の中心になると考えていますか?
桃井はるこ:今年の3歳牡馬はダノンプレミアムとワグネリアンの2大巨頭の争いといわれていますね。一方の古馬はレイデオロ、シュヴァルグランらが覇権を争うのではないかと大多数の方が考えているはず。しかし、私は違います。ズバリ、リアルスティールに注目しているんです。
JRA三浦皇成中央G1初制覇を予言!? 競馬女王桃井はるこが年明け一発目G1を占うの画像6
リアルスティールはこれまでライバルのキタサンブラックを筆頭に一線級の馬とばかり勝負してきました。しかし、G1の大舞台ではあと一歩で勝利を逃しているんです。3歳時は皐月賞(G1)でドゥラメンテ、そして菊花賞(G1)はキタサンブラックにそれぞれ敗れて2着。翌年にはドバイターフ(G1)を制して、一線級の実力を秘めていることを証明したものの天皇賞・秋(G1)でモーリスに敗れて2着と涙を飲んでいます。そして昨年は毎日王冠(G2)を勝ち、次走の天皇賞・秋で悲願の初制覇なるかと思われましたが、4着に終わりました。
普通だったら、どこかのレースでG1をとってもおかしくはない戦歴を持っているんです。ただ国内G1を勝ちきれなかったのはチャンスが訪れた際に歴史に名を残す"バケモノ級"がレースに出走していたから。これにほかならないと思います。
リアルスティールも6歳とキャリアは晩年です。しかし、キタサンブラックをはじめとした同馬のG1初制覇を阻んだ馬たちはすでに引退しているからこそ、悲願を達成してくれるはず! 今年はリアルスティール復権の年になってほしいです!!
――フェブラリーSに次いでこちらも"大穴"狙いですね。まずはリアルスティールの今年の初戦を楽しみにしたいと思います!! 今日はありがとうございました。
桃井はるこ:今年の私は一味違いますよ! ありがとうございました。
(取材・構成=編集部)
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最新情報やチケット情報は<公式サイト>でご確認ください。
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会場 ディファ有明です。チケット発売中!
最新情報やチケット情報は<公式サイト>でご確認ください。
●その他、最新情報は桃井はるこ公式サイト、事務所ツイッターにてご確認を。
<http://rg-music.com/momoi/>
桃井はるこ Twitter @momoiktkr
事務所 Twitter @rightgauge
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