河内一秀さんの競馬日記

スプリンターズS回顧

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ふと気が付けば9月は一度も日記を書かないままに既に10月。
まあ、カツラギ様のしもべと成り下がった河内さんの日記なんて誰が読むんだっていう気もするけど、覚え書きの意味も込めてちょっとばかり。

馬券的には、アストンマーチャンを切っていたので当然外れ。っていうか、あの日は早朝に馬券を買ってから寝て起きてF1からG1と追っかけ再生で見ていたので、あそこまで馬場が悪くなっていたとは露知らず。富士は土砂降りだったんだから気付けよって話だけど、馬券は既に買っちゃっていたからどっちにしても手遅れか。

◎アストンマーチャンの勝因は道悪に尽きる。直線に向いて後続を一気に突き放すときの瞬発力はかなり強烈。その前後とは足の回転数がまるで違う感じ。ちなみに、ラップ的には 11.1-12.0-13.2 といわゆる消耗戦だけど、その流れの中で一瞬だけ踏ん張ってラップの落ちを食い止めるような足の使い方も僕の中では瞬発力と呼んでいます。で、最後は歩くようにゴール。

 このレースを見て思ったのは阪神JFと似てるなってこと。距離もペースも位置取りも違うけど、あのレースも直線に向いたところで後続を一気に突き放して、その貯金で逃げ込む形。最後はウオッカに一気に差されたけど、良く見ると上がり3Fは 0.3 しか違わない。今回も2着のサンアディユとは上がり3Fは 0.2 しか違わない。その割に一気に詰め寄られているように見えるのは、瞬発力の使い所が違うから。先に使うか後で使うか、その違いで結果的にゴール前で一気に詰め寄られたり詰め寄ったりしているように見える。そこをきちんと見極めておかないと評価を間違う、結構重要なところです。

 それと、もうひとつ。ああいう足の使い方が出来るのであれば、距離の融通は利くはずということ。実際にマイル戦でウオッカといい勝負をしているわけだし、あのレースは完全に瞬発戦で生粋のスプリンターが対応できる流れではないように思う。もう、マイル戦に使われることは無いかもしれないので、答えは出ないかもしれないけど。

○サンアディユ、この馬がこの路線の中心になっていくでしょうね。セントウルSの圧勝振りにはちょっと半信半疑であったけど、今回のレースを見るとかなり完成度は高いですね。ただ、アストンマーチャンとは違って持続タイプなので、距離の融通は利かない可能性が高い。そう言う意味では、こちらの方が生粋のスプリンターといえるかも。

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