グリーンセンスセラさんの競馬日記

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ゴールドドリーム×R.ムーア騎手の鞍上ゴタゴタ「原因」は世界最強厩舎!? 遅すぎた「電撃参戦」発表の裏側 ─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2018年2月15日 7時15分 http://biz-journal.jp/gj/2018/02/post_5831.html
 今年のフェブラリーS(G1)で主役を務める昨年の最優秀ダートホース・ゴールドドリーム(牡5歳、栗東・平田修厩舎)だが、。その鞍上が主戦のM.デムーロ騎手になるか、それとも昨年のチャンピオンズC(G1)でコンビを組んだR.ムーア騎手になるかで、ヤキモキしたファンも多かったのではないだろうか。

 実際に、JRA統一ダート王が連覇を懸けてフェブラリーSから始動することは、昨年末の時点で決定していたにもかかわらず、各メディアがムーア騎手とのコンビ継続を一斉に報道したのは今月9日。すでにフェブラリーSの1週前登録馬が正式に発表されてから5日後となる金曜日のことだった。

 G1レースで本命になる様ような馬としては異例の遅さである。中には、一部ながらM.デムーロ騎手で想定していたメディアもあったほどだ。一体、ムーア騎手との「電撃」コンビ結成の背景には何があったのだろうか。

「どうやらゴールドドリームがムーア騎手で参戦することは、もっと早い段階で決まっていたそうです。しかし、オーナーサイドを始めとする陣営が明るみに出るのを嫌っていたとか......。

というのも、ウワサではムーア騎手が主戦契約を結んでいるA.オブライエン厩舎サイドが、"エース"が日本で乗ることを快く思っていないとのこと。最悪の場合、短期免許で来日する許可が下りない可能性もあるとして、ギリギリまで発表を遅らせながら水面下での調整が行われていたようです」(競馬記者)

🏇次のページ 昨年のジャパンC(G1)でムーア騎手は当初、サトノクラウンに騎乗する予定だったが

 ムーア騎手、そしてオブライエン厩舎が主戦場にしている欧州競馬は、基本的に3月から11月末までがシーズン。一見、ムーア騎手のフェブラリーS参戦は影響がなさそうな気もするが、記者の話では主戦契約を結んでいるプライドのようなものがあるようだ。

 確かにいくら主要レースの開催がないオフシーズンとはいえ、主戦契約を結んでいる騎手にホイホイ日本に行かれては立つ瀬がないという事情はわからなくもない。その結果、思わず"意地悪"をすることもあるのだろうか......。

 実際に昨年のジャパンC(G1)でムーア騎手は当初、サトノクラウンに騎乗する予定だった。

 前年の香港ヴァーズ(G1)で、ムーア騎手が騎乗していた世界王者ハイランドリールを破って優勝したのがサトノクラウンであり、その当時からムーア騎手は本馬にベタ惚れだったという。来日した際も「海外でもこの馬をいつも気に掛けていた」と周囲の関係者に漏らしていたほどだ。

 しかし、そこに急遽ジャパンC参戦を表明したのが、オブライエン厩舎の外国馬アイダホだった。契約上、ムーア騎手は本馬に騎乗しなければならなかったが「セカンドジョッキーじゃダメなのか!」と相当渋っていたという。レースで乗れないにもかかわらず、自ら志願してサトノクラウンの追い切りに騎乗するほど未練タラタラだった。

「昨年のジャパンC当初は、日本の競馬関係者も『仕方がない』という向きでしたが、これが後々『オブライエン厩舎の嫌がらせではないか』という見方に......。ムーア騎手の来日と共にゴールドドリームの鞍上発表をギリギリまで引っ張ったのも、思わぬ"アクシデント"を警戒してとのウワサです」(同)

🏇次のページ “気まぐれ”に頭を悩ませているのは、主戦のムーア騎手だけではないのかも

そんな世界トップ厩舎の"気まぐれ"に頭を悩ませているのは、主戦のムーア騎手だけではないのかもしれない。

「日本で活躍しているM.デムーロ騎手も"被害者"といえばそうかもしれません。昨年のジャパンCでは騎乗馬のサトノクラウンの追い切りをムーア騎手に譲り、自ら追い切りを行ったシュヴァルグランに勝たれてしまうというオマケ付き。自身の3連覇が懸かった今年のフェブラリーSも、ムーア騎手が来るということでゴールドドリームを"横取り"され、裏開催の京都へ回る憂き目に遭う予定です」(同)

 いつもは何かと世間を騒がせ"加害者"になることも多いデムーロ騎手だが、世界のオブライエン厩舎の前では耐え忍ばざるを得ないのかもしれない......。

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