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先週からスランプである。
いやもっと前からかもしれない。
そのスランプからようやく脱出できそうである。
この土日にあった重賞のうちフィリーズレビューと中山牝馬ステークスは、
守りに入った馬券とはいえ当たったのでよしとする。これをきっかけに調子を上げていきたい。
問題は今回から開催時期が変わった金鯱賞である。
本命はヤマカツエースにした。
有馬記念で4着になったものの勝ち馬に0.3秒差に迫ったことを高く評価したものである。
ヤマカツエースは去年の秋の天皇賞まではパッとしなかったのに、
前回の金鯱賞から急に本格化したように思う。
対抗はステファノスにした。
これは同じ2000mで行われた秋の天皇賞をものさしにしたからである。
モーリスが1着でステファノスは3着で0.4秒差である。
ちなみに同じく出走したルージュバックは7着(8着)、ヒストリカル8着(14着)、サトノノブレス10着(11着)、ヤマカツエース15着(1着)である。 ※ ()内が今回の着順
3番手はプロディガルサンにした。
前走の東京新聞杯でエアスピネルにより先着し勝ち馬にクビ差の2着だったからである。
今回は難解だったが、あとでよく見たらどうして気がつかなかったのだろうと思うことはある。
まず2着のロードヴァンドールだが逃げるか先行するかで安定してよい成績を収めている。
問題は前走の小倉大賞典をどう評価するかである。
私はローカルのハンデ重賞だったこともあり重視していなかったが、それがまずかった。
マルターズアポジーが逃げて強い競馬をし、0.3秒差の2着につけたことが見えていなかった。
それから3着のスズカデヴィアスである。
前走の白富士ステークスでは1着になっているが、
注目すべきは2着がこの前の中山記念で2着につけたサクラアンプルールだということだ。
これは馬柱をよく見ていたら気づいていたはず。
重賞レースの常連を意識しすぎなのかもしれない。
過去のレースでの相手関係と強さの比較をしっかりしておかないと肝心なことを見過ごしてしまいそうである。
メモ:金鯱賞の「鯱」の字は「しゃちほこ」で変換すると出てくる。
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