グリーンセンスセラさんの競馬日記

スズカメジャーが仕切り直し

 公開

100

福永騎手が落馬したスズカメジャーが仕切り直しの一戦へ!衝撃のスタート直後に「Uターン」から1カ月......今度こそ能力全開か─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2017年03月10日 08時00分 http://biz-journal.jp/gj/2017/03/post_2813.html

「まさかUターンするとは......」
 そう振り返るのは、先月5日のきさらぎ賞(G3)のスタート直後に落馬した福永祐一騎手だ。
 騎乗していたのは、デビュー戦からコンビを組んでいたスズカメジャー(牡3歳、橋田満厩舎)。『netkeiba.com』のコラムで「初戦から(危ない)片鱗は見せていた」と語った福永騎手だが、さすがにスタート直後に急停止して"Uターン"するとは想定していなかったよう。
 成す術もなく振り落とされると、負傷で約3週間の戦線離脱を余儀なくされた。
 結局、福永騎手を振り落とした後、スタート地点となるゲートの裏側に戻ってしまったスズカメジャー。まだキャリア2戦目で若さを見せてしまったようだが、通算2000勝(地方海外含む)を誇る福永騎手でさえ「想像を超えた動きだった」と語っているように、相当なヤンチャな面があるようだ。
 そんなスズカメジャーだが、今回は岩田康誠騎手と新コンビを組む。失格となったことで今月7日まで出走停止となっていたが、その後にゲート試験もクリア。今回は仕切り直しの一戦となる。
 だが、果たして本番で「大丈夫なのか」という不安は拭えない。ましてや岩田騎手はテン乗りとなるだけに心配だ。
「岩田騎手と福永騎手は2人でインタビューやテレビで対談企画が組まれることもあって、お互いにライバルと認め合う仲です。前走のことは岩田騎手も当然知っていますし、福永騎手から詳しく聞いているでしょうから大丈夫だと思いますよ。


次のページ きさらぎ賞の“暴走”理由


何よりもきさらぎ賞の"暴走"は大外枠だったことが大きいですね。外側に馬がいなかったので、そちらの方に走って行ってしまった面もあると思います」(競馬記者)
 今回のスズカメジャーの枠順は8枠10番。幸い、8枠ながら外側にもう1頭いる状態だけに前走のような"暴走"はなさそう......と思いきや、前出の記者が首を振る。
「8枠11番のブリラーレはスタートに課題のある馬なんですよね......万が一、大きく出遅れたら、スズカメジャーにとっては大外も同然。さすがに陣営もゲート練習を含めていろいろと対策を練ってきたと思いますが、馬だけにやってみないとわからない部分も当然あります」(同)
 岩田騎手程の名手なら大丈夫だと思われるが、"まとも"に走りさえすればスズカメジャーは、ここは「通過点」と行きたいほどの大器だ。天皇賞馬スズカマンボの甥という良血で、前日投票でも1番人気に支持されている。
 新馬戦で1馬身差の2着に負かしたロードアルバータと、3着のアドマイヤロブソンが次走の未勝利を1番人気であっさりと勝ち上がっていることも、この馬の能力の裏付けとなっており、ダイワメジャー産駒だけに距離がマイル戦になるのは歓迎だろう。
「まともに走れば......」というのは競馬を代表する「タラ」「レバ」の1つだが、スズカメジャーの場合、ここをしっかりと勝ち上がれば春のG1戦線も見えてくる重要な一戦。今度こそ、能力全開の走りを見せてほしいところだ。

 ナイス!(0

この日記へのコメント

コメントはありません。

関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記