グリーンセンスセラさんの競馬日記

佐々木主浩「凋落」<2>

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大魔神・佐々木主浩「凋落」!?<2> 「不倫結婚」後、前妻の娘を「不法侵入」扱い......"人間関係崩壊"で酷似する師匠・アドマイヤ軍団の没落─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2017年11月22日 11時0分 http://biz-journal.jp/gj/2017/11/post_5101.html

<1>(リンク)

 今週のジャパンCにおける無情の「乗り替わり事件」は、佐々木主浩氏としては、唇を噛みしめて堪える他ないといった事態だ。しかし、そもそもは福永騎手との"ケンカ別れ"がなければ、何の問題も起きなかったのかもしれない。

 凄腕の外国人騎手は、有力馬とみれば優先して騎乗してくれる。だがその反面、日本人のような付き合いやしがらみに縛られない分、別れる時もあっさりとしたものだ。佐々木氏も今回の件で、骨身に染みていることだろう。そういった点では、短期免許のボウマン騎手を手配できたところで、根本的な問題は何も解決していないということにもなる。

 本件によって佐々木氏は福永騎手のように、デムーロ騎手も"切る"のだろうか。だが、それは同時に、馬主としての自分を追い込む行為であることは明らかだ。

 有力騎手との関係を切るということは必然的に選択肢を狭め、また"切った騎手"が今後ずっと「敵に回る」ということでもある。福永騎手は今回のジャパンCでも、シャケトラという有力馬に騎乗する。これが順風満帆だった佐々木氏の馬主ライフ凋落のきっかけにならなければいいが......。

 思い出されるのは、佐々木氏の馬主としての師にあたるアドマイヤ軍団の総帥・近藤利一氏の没落だ。

◆次のページ 師も師なら弟子も弟子ということだろうか……

かつての近藤氏も現在の佐々木氏のように、いや佐々木氏以上に数多くのビッグタイトルを獲得。「アドマイヤ軍団」は90年代や2000年代の競馬を語るに欠かせない存在だ。毎年のセリで見せる、その派手な金遣いと超良血馬が並ぶラインナップは、セレブが集う馬主界でも「時の人」として注目された。

 だが、親交が深かった武豊騎手との"絶縁"をきっかけに衰退......。

 この春のヴィクトリアマイルで約9年ぶりのG1制覇を成し遂げたが、この秋はそのアドマイヤリードにアドマイヤミヤビ、アドマイヤデウスといった主力がことごとく故障などのアクシデントに遭い、再び長い下り坂を転げ落ちようとしている。

 師も師なら弟子も弟子ということだろうか......。お互い人間関係でトラブルを抱えている馬主同士なだけに、ある意味"馬が合いそう"ではあるが、弟子の方はさらに「深刻な状況」にあるようだ。

 佐々木氏はプロ野球2年目となる1991年に、元アイドルの清水香織と結婚。2人の子供をもうけたが、現在の妻である榎本加奈子との不倫が発覚し、2005年に離婚。親権は佐々木氏が所有することに。これだけでも大概だが、この親権所持が結果的に"裏目"に出る。

 いきなり2児の母となって面白くないのは榎本だ。ましてや子供たちからしても、新しい母は"略奪愛"の末に転がり込んできたも同然。そんな元アイドルと佐々木氏の連れ子との間に、深い確執が生まれるまで時間は掛からなかったようだ。

◆次のページ 継母である榎本から激しく拒絶された長女は祖母の実家に追いやられ……

『週刊文春』(文藝春秋)が報じたところによると、継母である榎本から激しく拒絶された長女は祖母の実家に追いやられ、金銭的な生活支援を願い出るも暴言を浴びせられたという。その後、長女は自死未遂まで図ったと同誌で告白している。

 さらに"自宅"に戻ろうとした長女を佐々木氏が「不法侵入」として地元の警察に届け出たというから驚きだ。長女が無許可で"帰宅"したことから騒動に発展したようだが、これだけを見ても、如何に家族がドロドロの関係だったのかが垣間見える。

 福永騎手は、そんな家族のしがらみに巻き込まれた佐々木氏にとって、数少ない心許せる飲み友達ではなかったのか......。今回のジャパンCの件で、競馬界で"孤立"したようにも見える佐々木氏。一時の感情とはいえ、失ったものはあまりにも大き過ぎた。

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この日記へのコメント

DBオーナー DBオーナー|2017年11月22日 18:29 ナイス! (1)

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