グリーンセンスセラさんの競馬日記

キタサン「ライバル候補」が復活!

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キタサンブラックの「ライバル候補」が難病を乗り越え復活! 週末節分Sに"遅れてきた怪物"登場か━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2017年01月24日 08時38分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2017/01/post_2388.html

 年が替わり、昨年末の有馬記念(G1)を勝ったサトノダイヤモンドを筆頭とした「史上最強世代」たちが再び勢いを取り戻してきた。これを迎え撃つのはキタサンブラックらの明け5歳世代となる。その中で徐々に注目されつつあるのが、故障で実力を発揮できずにいたグレーターロンドン(牡5 美浦・大竹厩舎)だ。

 父馬ディープインパクト、母馬は1998年の桜花賞2着のロンドンブリッジ。異父姉には04年のオークス馬ダイワエルシエーロがいる。

 良血馬として誕生したグレーターロンドンは15年にデビュー。新馬戦を2着に2馬身半差つける圧勝を飾る。鞍上の北村宏司騎手はレース後のインタビューで「コントロールしやすく思い通りの競馬ができた。距離は延びても大丈夫」と中長距離への適性もあると語っていた。

目指すは東京優駿かと思われていたが、次走の山吹賞は2着に終わってしまったため、3歳クラシックには間に合わなかった。だが、休養を挟んだ秋には1番人気で500万下を勝利。今後も順調にキャリアを積み重ねるかと思われていた。

 明るい未来が見えていた矢先、グレーターロンドンは突如として悲劇に襲われる。蹄葉炎を発症してしまったのだ。蹄葉炎とは、大きな蹄を持つ馬や牛などの有蹄類が発症する疾病のひとつだ。最悪の場合、死に至ることもある。これまでサンデーサイレンス、ダンスパートナー、将来を嘱望されていたオルフェーヴルの全妹にあたる2歳馬などがこの疾患が原因となり命を落としている。グレーターロンドンは休養に入り、その名を聞かれることも少なくなっていった。



 最後の勝利から約1年後の16年11月。グレーターロンドンは東京8R・3歳上500万に突如として姿を見せる。レースでは後方に待機しつつ機を伺い、3コーナー過ぎから徐々に進出。最後の直線で上がり最速の33秒4の末脚を見せ、勝利を掴んだ。消えた良血馬が復活の狼煙をあげた瞬間だった。

 次走の3歳上1000万下も目の覚める伸びを見せ勝利、今週末は東京第10レース節分Sに出走予定だ。過去、カフェブリリアントやマジックタイム、ケイアイエレガントなどがこのレースに勝った後、重賞戦線へと繰り出している。グレーターロンドンも制覇すれば、重賞参戦のローテーションが組まれることになるだろう。

 難病から復帰したグレーターロンドン。病のためスター馬たちがたどる"主流"に乗れなかった不遇馬は重賞戦線のダークホースとなることはできるのだろうか? 出走の時間を期待して待ちたい。

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