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今シーズンの指名馬紹介の4回目は、主戦場のPOGで指名枠を満たさなかったために『追加指名』で獲得した枠の牡馬2頭です。
・エリドゥバビロンの2015(牡/栗東・須貝)
父:ハーツクライ
母の父:Bernstein
馬名:アドマイヤアルバ
馬主:近藤利一
生産:ノーザンF
(募集価格:1,470万PP→入札額:1,470万PP)
一昨年の指名馬のアドマイヤエイカンで札幌2歳Sを勝った『須貝厩舎×ハーツクライ産駒』の組み合わせなのだが、今シーズンの須貝厩舎の陣容が発表された時点でハーツクライ産駒がかなりの数がいたのでなかなか絞りきれなかったのだが、ちょうどダービーウィークでドタバタしている最中にこの馬のゲート試験合格を知ったのが決定打になって迷わずチョイス。
改めて考えてみればシンプルに『須貝厩舎×近藤氏』という組み合わせを信用しておけばよかったのだろうけど、先述のアドマイヤエイカンも、昨シーズンの指名馬であったアドマイヤウイナーも5月半ばには栗東に入っていたのを確認できていたので、アドマイヤアルバに関してはそこの裏を取りきれなかったことが後手に回った要因。
5月末にゲート試験に合格していれば函館デビューが視野に入ってくるわけで
『須貝厩舎×近藤氏×函館デビュー』なら期待度アップと言えるでしょう。
近況はとりあえず順調に調教を消化中。6月7日には福永騎手が調教に乗っていたので「一体、どこを使う気だよ!?」と思ったものですが、7月16日の芝1800mでも狙っているのでしょうか?
1週目の入札では無風でした。
安定感のあるラインを無風でいけるのは個人的にはラッキー。
・ブルーミングアレーの2015(牡/栗東・池江)
父:ステイゴールド
母の父:シンボリクリスエス
馬名:スヴァルナ
馬主:社台RH
生産:社台F
(募集価格:1,690万PP→入札額:3,400万PP)
足りない枠についての補強ポイントは『牡馬』がテーマだったので、やはり牡馬に実績のある池江厩舎から物色。
その中で、当時、ゲート試験に合格したばかりだというこの馬が浮上。
社台ファーム産なのは、ノーザンファーム生産と比べると(厩舎的に)若干落ちる印象があるけれど、その分マークが薄くなっているのなら拾おうか…って感じで、事実上のラストクラップとなるステイゴールド産駒というのに惹かれたのも確か。
あとは今年のダービーで1、3着馬が母の父がシンボリクリスエスだったので、その辺も加味して。
近況はというと、ゲート試験合格後に一旦、放牧に。
昨シーズンの池江厩舎を見ているとデビューが早すぎても今一つの印象があって、小倉ぐらいからで十分。すなわちそこまで早くなくてもいいと思っていたので放牧自体はプラスに考えていたのですけど、今日辺りに帰厩するとかで、アカン、中京の最終週に間に合っちゃうw
でも秋深くまで待つよりは夏のうちに下ろせた方がいいわけで、これからの調整を楽しみにしています。
入札状況は、先行して入札していた方が1人いたので値踏みの必要があったのですが、元値が元値なので2倍ちょっとという読みで押しきれたのはよかったかな。
⑤では隠し玉候補の2頭について書きます。
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