グリーンセンスセラさんの競馬日記

東スポ2歳S(G3)がすごい 11月18日に予定されている「東スポ杯2歳S(G3)」。

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「JRA三冠馬候補」VS「アジア最強の弟」VS「渋い豪脚馬」が激突!? 東スポ2歳S(G3)が来年を占う空前のハイレベルに! ─Gambling Journal ギャンブルジャーナル 2017年9月329日 14時12分 http://biz-journal.jp/gj/2017/09/post_4476.html

 11月の2歳戦が「世界」を見据えた戦いに!?

 11月18日に予定されている「東スポ杯2歳S(G3)」。ディープブリランテやイスラボニータ、サトノクラウンやナカヤマフェスタなど、後のG1ホースを数多く生み出してきた登竜門だが、今年は「空前の好メンバー」になる可能性が浮上している。

 新馬戦を圧巻の内容、破った馬たちが軒並み未勝利戦を勝利するなど早くも超大物と騒がれているのがルーカス(牡2 美浦・堀厩舎)が出走を予定。同馬が騒がれるのはその強さのみならず、国内外でG1を6勝した「マイル中距離2階級アジア制覇馬」モーリスの全弟だからだ。

 当然ながらデビュー前から期待されていた素質馬であり、新馬戦では四角手前からのまくりで先頭に立ち、そのままねじ伏せて勝利という非凡な中身。すでに未来を嘱望される存在だが、出世レースで一気に世代の中心となれるだろうか。

 しかし、もしかしたらこのレースの「主役」はルーカスではないかも......。ここまで2戦2勝、すでに「来年の日本ダービー馬」という声まで出ている大器ワグネリアン(牡2 栗東・友道厩舎)も同レースへの出走可能性がある。

 中京での新馬戦は同じくディープインパクト産駒の超良血馬ヘンリーバローズとの壮絶な叩き合いを制して勝利。上がり3ハロンは32.6と驚異的なもので、一躍その名を知られる存在となる。続く野路菊賞では後ろから2番目でレースを進め、重馬場をものともせず大外から他馬をごぼう抜き。最後は流して2・1/2馬身差をつけての大楽勝劇となった。

 ファンの間では「ディープインパクトの2歳時だ」「これは三冠」とまでいわれているワグネリアン。馬場不問で豪脚を繰り出すその能力は底知れない。ルーカスが「怪物候補」なら、ワグネリアンはすでに「怪物」という認識がなされている。

 この2頭の存在だけでも「ここで対決はもったいない」「勝ったほうが来年の主役」と大いに盛り上がっている状況だ。

 しかし、ここでさらに、この2頭すら豪快に飲み込んでしまいそうな大物がまた1頭。それが新潟未勝利で爆発的な強さを見せたオウケンムーン(牡2 美浦・国枝厩舎)である。

❖次のページ 前述の2頭のようないわゆる「良血」の類ではない▶▶

 オウケンムーンは前述の2頭のようないわゆる「良血」の類ではない。父は2008年の菊花賞馬オウケンブルースリ、母父エリシオという現代ではかなり長距離に寄りそうな血筋である。

 新馬戦はまったく期待されず8番人気で4着。この時点でも「意外といい脚を使う」という評価だったが、真価を発揮したのは続く新潟未勝利戦だった。新馬とは打って変わって3番手の好位につけたオウケンムーンは、直線に入って間もなく先頭に立ち、あとは突き放す一方。結局6馬身差をつけて勝利というインパクトの強いレースを見せた。

 無論、未勝利戦の相手関係から勝つだろうという予想がなされていたことや、下した馬のその後の戦績を見ても疑問はある。しかし、それでもなおあのパフォーマンスにはファンの気持ちを刺激するものがあり、渋い血統構成も競馬ファンには魅力。ここで評判馬をなぎ倒せば、一気にスター候補になり得る。出走するからには当然色気を見せるはずだ。

 いずれ劣らぬ未来の「スーパースター」の卵。ここで勝利することが来年のクラシック、G1戦線にすら関わりそうな雰囲気だけに、大きな注目を集めることは必至である。まずは無事にレースの日を迎えてもらいたい。

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