佐藤洋一郎さんの競馬日記

電子版穴馬絞り 【中山記念】

 公開

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 釣り師の魚群探知機やトレジャーハンター
の金属探知機のような穴馬探知機を、穴党は
独自の手法で編み出す。その探知機に25日
の小倉11R皿倉山特別の◎ウインスペクト
ルがビビッと反応した。
 2400~2600で連勝したキャリア(
ポテンシャル)があり、その能力を、もまれ
弱い気質をカバーできるB着(初)で再生で
きれば、逃げ馬不在の小頭数ならオイデ、オ
イデの逃げ切り~!単勝万馬券は実においし
い。
 とはいえ中山のこのステージでは、血を嗅
ぐセンサーを駆使する。サクラチトセーオー
(天皇賞)やサクラキャンドル(エ女王杯)
を育んだサクラクレアー(祖母)の血を強く
引いているはずの【◎】サクラアンプルール
がプルプル反応しているのだ。
 むかしノーザンテースト(産駒)は二度変
わる(一度止まっても古馬になって再度パワ
ーアップする)と言われたが、クレアーを有
するサクラファミリーにも早熟と晩成を繋い
だようなキャリアを実現している馬が多い。
 チトセオーなど皐月賞(6着)、ダービー
(10着)当時も脚光を浴びながら、古馬に
なってもっと強くなり引退前の天皇賞を快勝
してしまった。
 3月春の遅いデビューだったアンプルルー
は2戦して勝てずに門別で2勝してUターン
し、コツコツとキャリアを積み重ねてやっと
エンジンがかかってきた。
 府中の2000の大外から上がり33秒2
のロングスパートを繰り出した前走時はデビ
ュー(468㌔)以来最高の馬体(480㌔
)になっていた。おそらくまだ成長、充実し
ている。
 「今回は少しソフトな仕上げ」というアン
ビシャスやヴィブロス、リアルなどが冬休み
明けの実績馬が7~8分のエントリーなら、
冬を叩いてのしあがってきた上がり馬の勢い
で攻略できるはずだ。

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