モズ@さんの競馬日記

日本ダービー有力馬アドミラブルの考察

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前走:青葉賞 

12.5 - 11.2 - 11.8 - 11.8 - 12.4 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 11.9 - 11.8 - 11.4 - 12.0

前半で馬群が3つに分かれる中弛み戦。
序盤で脚を使わず緩んだところで先団に取り付けた後方組が有利な流れ。

また、公式ラップのラスト1F12.0は信用しにくい数字で、
実際にはそこまでタイムは落としておらず
この辺りは0.3前後のズレがありそう。


1着アドミラブル

ゲートでは比較的おとなしかったが
飛び出しが悪く最後方から。

向正面で前が抑えたところを緩めず上がっていき
そのままペースを落とさず3~4コーナーでは中団外、

直線では坂の登りで若干苦しさを見せるが
坂を越えてからは力強い伸びでそのまま押し切り勝ち。


馬群縦長の少頭数(12頭)で中弛みと
非常に走りやすい展開ではあったが、
序盤と3コーナーの手前以外は
ほぼ11秒後半のラップを刻み続ける形で内容としては強かった。



2走前:アザレア賞

12.9 - 12.2 - 13.4 - 13.7 - 12.8 - 12.8 - 13.1 - 13.0 - 12.4 - 11.0 - 10.9 - 11.8

超スローの終い勝負。

ラスト1Fが11.8になってますが、
例によって明らかな計測ミスで実際には11.3~11.4程度。
ラスト3F目の正しいタイムが分かりませんが、
2F目で10.9までの脚は使っていないはず。


1着アドミラブル

ゲート内で暴れる馬が両隣にいて釣られてしまったのか、
この馬もチャカついてしまい一完歩遅めのスタート。

序盤は8頭立ての後方3番手から進め、
向正面に入った4F目の地点で位置を上げて外目2番手へ。
3コーナーから徐々に気合いを付けいくが
直線入口では首の高い走りでやや加速に手間取るような形。

残り300付近から追われても大きく伸びる感じはないが、
脚取りはしっかりしていて最後はやや緩めてのの完勝。


ここも少頭数で走りやすい競馬にはなったが、
緩い流れでもちゃんと折り合っていたし、
向正面で位置を上げた後も落ち着いて走れていたので
気性的な問題で消耗することはなさそう。





喉鳴りの影響で新馬戦は落としてしまったが、
手術からの復帰後3戦はいずれも力強い走り。

ただ、その3戦中2戦で駐立の悪さを見せていて
ゲートの飛び出しも上手くはないので、
序盤の隊列が悪くなってしまう危険性は高そう。

近2戦は向正面で緩んだところを
少頭数の恩恵もあって押し上げが利いていたが、
フルゲートで同様の競馬はちょっと厳しくも映る。

また、今回最大の懸念材料が、
末脚の加速力と速さをまだ見せていない点で、

青葉賞は急加速要らずの展開だったので、
強いことは強いがダービーにそのまま繋がるとは言い難い内容。

アザレア賞の内容だけではまだ不確かな部分があるが、
やや重たく映る走法からも
東京の末脚勝負では少し足りなくなる可能性はあるのかなとも思う。


直線を力強く伸びる力は間違いないので、
オークスの時ほど極端な馬場にならなければ
そう崩れることはないのかもしれないが、
ちょっと素直には信用したくないなという現時点でのひねくれた気持ち。

この日記へのコメント

モズ@ モズ@|2017年5月22日 17:59 ナイス! (2)

>キムタケさん

こんばんは、途中で力尽きる可能性が高いですが、
ダービー出走馬を少し細かく馬を見ていければなと思っています!

確かに言われてみれば関西馬は短期間での輸送になるんですよね。
青葉賞からのダービー激走馬も関東馬のほうがイメージしやすいですし。
アドミラブル自身もまだ余力はありそうでしたが
疲労が蓄積しそうなレース内容ではあったので、
前走以上はどうかなと思ってしまう部分はありますよね。

同じく克服するようなら凄いという考えで
現時点では少し評価を下げ目にしようかなと思っています。

キムタケ キムタケ|2017年5月22日 15:55 ナイス! (1)

こんにちは。いつも明瞭な解説ありがとうございます。

毎年期待を抱かせる青葉賞組ですが、今年も今一つな気がしております。

一か月の内に2400mを2回、関西馬の場合は輸送2回。

相当な負荷だと思いますし……克服するようなら凄いと思いますが、私の場合加点の材料が見当たりません。

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