グリーンセンスセラさんの競馬日記

武豊「社台ライン復活」!?

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武豊騎手、日本ダービーもダンビュライトで出走! 有力馬多数騎乗の背景に「社台ライン復活」も影響?─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2017年4月19日 12時14分 http://biz-journal.jp/gj/2017/04/post_3167.html

 16日の皐月賞(G1)で、12着人気ながらも3着に入ったダンビュライトが日本ダービーを向かうことが明らかになった。騎乗は同レースから引き続き、武豊騎手が予定されているという。
 ダンビュライトと武豊騎手のコンビは、皐月賞で69年ぶりの牝馬制覇を狙ったファンディーナを外からきっちりマーク。三連単で100万円以上の払戻金額を叩き出す波乱のレースの立役者となっていた。
 日本ダービー制覇へ向けて"相棒"と準備をすすめることになった武豊騎手。またオークスへも桜花賞(G1)の2着馬・リスグラシューへの騎乗が予定されている。順調にクラシックへと参戦している武豊騎手だが、これには競馬界を代表するあのグループとの"和解"が好循環を生み出しているという声もある。
「このダンビュライト、リスグラシューともに社台グループであるノーザンファームで生産された馬で、サンデーレーシングにキャロットファームと所有も社台系。一昔前は武豊騎手と社台グループの間には確執が生じてしまい、一部では有力馬を多数管理する同グループからは干されているともいわれていました。そのため、ノーザンファームで生産された馬で武豊騎手がクラシックへ挑むということを感慨深げに見ている人も多いのでは」(記者)
 今の日本競馬で最も大きな成功を収めている社台グループ。その中でも、その頂点となるノーザンファームは世界最高峰の育成牧場ともいわれており、毎年のように「クラシックの本命」を送り出している。だが両者は、10年秋のジャパンカップ(G1)レース後の審議を巡っての舌禍トラブル、また同年落馬負傷後の不甲斐ない騎乗にオーナーが激怒したことなどが原因で不仲になった、といわれていた。そしてそれを裏付けるかのように、それまで100以上あった武豊騎手の社台グループ生産馬への騎乗が、11年以降激減している。

「ですが、この時期の武豊騎手へ社台グループが生産馬に乗せなかったのは干していたわけではなく、単に落馬事故の影響で11年には64勝、12年は56勝にとどまるなど、彼が万全ではなかったためだと見る人も多いです。この間も武豊騎手は、社台グループの生産馬に騎乗していますからね。勝利が優先される競馬の世界において、あえて不調の騎手に有力馬を乗せたがる人はいないでしょう」(競馬誌ライター)
 その後、武豊騎手は13年に97勝をあげて復活を遂げるが、そのうち8勝がノーザンファームの生産馬だった。そして14年には86勝中14勝、15年には106勝中21勝、16年は74勝中13勝をあげるにとどまったものの、勝星が伸びるにつれて社台グループが生産した有力馬への騎乗も増えていったようだ。
「今年はリスグラシュー、ダンビュライトなどの有力馬へ騎乗して、武豊騎手は一定の成績を残しています。つまり結果を出してさえいれば、これからも武豊騎手は社台グループが生産した有力馬へ騎乗することもできるはずです。確執が解消されたのではなく、武豊騎手への信頼度が復活したためと見たほうが正しいかもしれません」(前出・同)
 今後も社台グループの勝負服を着た武豊騎手がレースで見られるかは彼の手腕次第といえそうだ。牝馬、牡馬ともにクラシックでの奮闘を期待したい。

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