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キタサンブラック「元ライバル」が復活勝利を目指し出陣! 強豪集う白富士Sでリアファル再覚醒なるか??
─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2018年1月25日 21時52分 http://biz-journal.jp/gj/2018/01/post_5667.html

 キタサンブラック、ドゥラメンテなど名だたる名馬と匹敵する実力を秘めるとされながらも、故障に泣いた素質馬・リアファル(牡6歳、栗東・音無秀孝厩舎)。同馬が復活をかけて27日(土)に開催される白富士Sへ出走を予定している。

 春の2冠馬ドゥラメンテが不在の中、開催された第76回菊花賞(G1)。栄冠に輝いたのはキタサンブラックだったが、このレースで1番人気に推され、最も栄冠に近かった馬がリアファルだった。

 リアファルは当初ダート路線で活躍していたものの、芝レース初挑戦となったマレーシアCで高い芝適性を見せ快勝。続く神戸新聞杯(G2)ではリアルスティールを破って勝利し、突如現れた新星としてその評価を一気に高めていた。

「菊花賞こそ3着に敗れたものの、期待値で言えばキタサンブラック以上だったでしょうね。復帰するドゥラメンテとの直接対決も大いに期待されました。それだけに有馬記念(G1)でのレース中に左前脚の腱鞘炎の発症は残念すぎました。結局、約1年後に復帰したものの、2走した後に歩様に乱れが出たとして再び長期休養入り。ライバルとの戦いの前に、常に自身の体と戦っていた印象がありますね」(競馬誌ライター)

 2度目の長期休養を終えたリアファルは今年ダートのOP特別・ポルックスSへ出走。4人気に支持されて道中は6番手で進むも、最後の直線で加速がつかず、9着。今後に不安を抱かせる結果に終わっている。

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「前走はダートでしたが、これは脚の不安を考えたうえで今後も使っていけるかの試金石的な意味合いもあったのでしょう。ダートのほうが脚への負担が少ないとされていますからね。前走を叩き台だと考えるならば今回の白富士Sが本番。かつてを彷彿とさせるとまではいかないものの、勝ち負けに絡めるだけの走りを見せてくれることを期待します」(競馬記者)

 今回の白富士Sは、リアファルと同じく復活がかかるプラチナムバレット、昨年末のディセンバーS(OP)を勝ったマイネルハニー、昨年の覇者スズカデヴィアスなどが顔を揃える。楽な戦いにはならないだろうが、その分優勝した際のインパクトも大きくなるだろう。

 キタサンブラックのライバル候補と評価されたリアファルは、約1年ぶりとなる芝のレースでどういった走りを見せるのだろうか。もう一度かつての輝きを放ってほしいものだ......。 

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