宝塚記念2013

2013年6月23日(

宝塚記念 GI

阪神競馬場/芝/2200m

レース結果

最新出走馬情報 〜宝塚記念2013〜

【宝塚記念】ウチパク「強いゴールドが帰ってきた」2013年06月24日(月) 05:07

 第54回宝塚記念(23日、阪神11R、3歳上オープン、GI、芝2200メートル、11頭立て、1着賞金=1億3200万円)4歳3強対決となった上半期をしめくくるGIは、内田博幸騎乗の2番人気、ゴールドシップが完勝。圧倒的1番人気で敗れた春の天皇賞の雪辱を果たし、GI4勝目を挙げた。タイム2分13秒2(良)。このあとは休養して、秋は国内の古馬王道路線を歩む。2着に5番人気のダノンバラード。1番人気のジェンティルドンナは3着、3番人気のフェノーメノは4着に敗れた。

 どんなもんじゃい!! 3強が並んだ直線での追い比べ。最後の坂を力強く駆け上がる芦毛の馬体が、一完歩ごとにライバルを突き放す。7万413人の大歓声を独り占めしたゴールドシップの上で、内田博幸騎手は右手を高く突き上げた。

 「強いゴールドシップが帰ってきて本当にうれしい。調教の動きがよかったので、押していけば、前に行ける確信があった。馬がやる気満々だったのが勝因だと思う」

 どよめきが起きたスタート直後の位置取りが最大のポイントだった。勝負どころのように激しく手綱をしごいて4番手へ。「共同通信杯では好位から勝っている。1コーナーからハミを取って行けた」。代名詞の後方待機まくり策から一転、好位追走。内にジェンティルドンナ、外にフェノーメノを従えて直線に向く。メンバー最速の上がり3ハロン35秒2の脚を繰り出して2強を振り切り、急坂でもグングン加速。残り150メートルで前のダノンバラードもかわす。3馬身半差の完勝劇。復権を告げるGI4勝目のゴールを駆け抜けた。

 「調教から乗せてもらって、ゴールドシップや厩舎のみなさんとの絆が強くなると思った。それを信じた答えとして走ってくれたと思う」

 1番人気の天皇賞・春で5着に敗れ、背水の陣の思いだった。2週前の6月11日から志願して栗東トレセンに出向き、付きっきりで調教を行った。担当の今浪厩務員は「内田さんはすごく馬をかわいがってくれるけど、怒るときは怒る。メリハリをつけてよさを引き出そうとしてくれるから、シップとの信頼関係ができている」と、密着調教の効果を明かす。主戦の情熱と執念が、Vとして結実した。

 「(オルフェーヴルに)いつかは挑戦者として胸を借りたい。世界でも通用するあの馬との実力差をはかりたい」

 今回、肺出血で回避して対戦が実現しなかったオルフェーヴルとは仏GI・凱旋門賞後のジャパンC、有馬記念でぶつかる可能性がある。4歳世代最強を証明したゴールドシップが、日本最強の座へと突き進む。 (川端亮平)

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★アラカルト

 ◆ファン投票レースV2 ゴールドシップは昨年の有馬記念に次ぐファン投票レース2勝目。これはオルフェーヴル(2011年有馬記念、12年宝塚記念)に次いで史上13頭目で、13頭はいずれも連勝、あるいは3連勝。

 ◆芦毛馬のV 1988年タマモクロス、93年メジロマックイーン、94年ビワハヤヒデ、03年ヒシミラクルに次ぐ5勝目。

 ◆内田博幸騎手 08年エイシンデピュティ以来の5年ぶり2勝目。JRA・GIは10勝目。

ゴールドシップ  父ステイゴールド、母ポイントフラッグ、母の父メジロマックイーン。芦毛の牡4歳。栗東・須貝尚介厩舎所属。北海道日高町・出口牧場の生産馬で、馬主は小林英一氏。戦績13戦9勝。獲得賞金8億4798万5000円。重賞は2012年GIII共同通信杯、GI皐月賞、GII神戸新聞杯、GI菊花賞、GI有馬記念、13年GII阪神大賞典に次ぐ7勝目。宝塚記念は、須貝尚介調教師は初勝利、内田博幸騎手は08年エイシンデピュティに次ぐ2勝目。

【宝塚記念】ジェンティル3着、凱旋門賞参戦は未定2013年06月24日(月) 05:06

 最後の直線。力強く伸びる芦毛との差が広がっていく。1番人気のGI4勝馬ジェンティルドンナは3着。ドバイ遠征(2着)からの帰国初戦を、勝利で飾ることはできなかった。

 「序盤、サッと流した分、(ハミを)少しかんだところがあった。重い馬場で切れ味もそがれてしまった」と岩田騎手が神妙な面持ちで振り返った。

 3番手のインを追走。外のゴールドシップと馬体を併せて進出を図ったが、本来の切れ味を欠いた。石坂調教師は「馬場の悪いところを通ってしまった。それでも、力が足りなかったかもしれない」と残念そうに語った。

 今秋の凱旋門賞(10月6日、ロンシャン、GI、芝2400メートル)遠征は未定。馬主であるサンデーレーシングの吉田俊介代表は「7月中旬までに調教師と相談して決めたい」と話した。昨年の年度代表馬の動向が注目される。

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【宝塚記念】フェノー4着…秋天で悔しさ晴らす2013年06月24日(月) 05:06

 春の天皇賞馬で3番人気のフェノーメノは、いつもの伸びがなく4着。道中は3強の一番後ろを進み、勝負どころからゴールドシップについていったが、直線ではジワジワとしか伸びなかった。

 蛯名騎手は「思ったより道悪がうまくないのかも。馬場のいいところを選んで進んだが、3、4コーナーでモタれて思うように上がっていけなかった。バテてはいないのだけど…」と悔しそうな表情。戸田調教師も「いつもの反応じゃなかった。きょうに関しては内枠((3)番)も良くなかった。これも経験。ひと皮むけてくれれば」と敗戦を糧にするつもりだ。この後は放牧を挟み、天皇賞・秋(10月27日、東京、GI、芝2000メートル)で春秋連覇を目指す。

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【宝塚記念】バラード、鼻出血も3強崩し2着!2013年06月24日(月) 05:06

 “3強”の一角を崩した。5番人気のダノンバラードが、2番手からしぶとく粘って2着を確保。出走回避したオルフェーヴルの僚馬が存在感を示した。「長くいい脚を使えるだろうと思い、早めに動きました。このメンバーで、よく頑張ってくれました」と川田騎手は健闘をたたえた。

 池江調教師は来年の凱旋門賞参戦を示唆。「3強のうち2頭を倒せましたし、こういう重い馬場も合いますからね。今年は現実的ではないけど、来年の凱旋門賞に行きたいですね」と話した。レース後、鼻出血を発症したことが判明。夏は休養にあてて、秋はGI獲りを目指す。

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【宝塚記念】レースを終えて…関係者談話2013年06月24日(月) 05:05

武豊騎手(トーセンラー5着)「力はつけているけど、こういう馬場は得意ではない」

柴田善臣騎手(ナカヤマナイト6着)「3角を過ぎて前の馬に置かれはじめた」

◆クレイグ・ウィリアムズ騎手(ローゼンケーニッヒ7着)「折り合いを重視した。強い相手だったからね」

松山弘平騎手(スマートギア8着)「伸びてくれましたが、馬場が悪くて厳しい条件でした」

浜中俊騎手(タニノエポレット9着)「相手が相手でしたね。いい経験になった」

酒井学騎手(シルポート10着)「この馬らしい競馬ができました」

福永祐一騎手(ヒットザターゲット11着)「ペースアップしてから手応えがなくなった。馬場が緩いのもこたえた」

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【宝塚記念】ゴールドのオーナー代理も感無量2013年06月24日(月) 05:05

 ゴールドシップのオーナー代理、小林正和氏(44)=小林英一オーナーの次男、(株)北日本精機専務=は、上半期のグランプリを制し、感無量の表情だった。

 「前回の天皇賞(5着)ではファンをがっかりさせてしまいましたが、今回は強いゴールドを見せてくれました。人と馬の絆、そしてファンとの絆も結ぶことができて本当に良かった」と喜びを語った。

 一方、生産者の出口俊一氏(57)=出口牧場代表=は、親戚(しんせき)も含めた約30人を引き連れての応援。「うれしいと同時に、ホッとしてドッと疲れが出てきました」と苦笑い。ちなみに、ゴールドシップの母ポイントフラッグは今春、ステイゴールドと交配して受胎を確認。来年は全弟か全妹が誕生する予定だ。 (正木茂)

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レース結果

過去の結果 掲示板
オッズ 厩舎情報 前走情報 調教評価
着順

馬名 性齢 負担
重量
(kg)
騎手 調教師 所属 馬体重
(kg)
オッズ 人気
U指数
タイム 着差
1 8 10
ゴールドシップ
牡4 58.0 内田博幸 須貝尚介 栗東  500(-2) 2.9 2 ** 2.13.2
2 4 4
ダノンバラード
牡5 58.0 川田将雅 池江泰寿 栗東  484(-2) 43.8 5 ** 2.13.8 3 1/2
3 8 11
ジェンティルドンナ
牝4 56.0 岩田康誠 石坂正 栗東  470(--) 2.4 1 ** 2.13.8 クビ
4 3 3
フェノーメノ
牡4 58.0 蛯名正義 戸田博文 美浦  496(0) 3.2 3 ** 2.13.9 1/2
5 6 6
トーセンラー
牡5 58.0 武豊 藤原英昭 栗東  456(-4) 14.2 4 ** 2.14.2
6 7 8
ナカヤマナイト
牡5 58.0 柴田善臣 二ノ宮敬 美浦  486(-2) 49.0 7 ** 2.14.4 1 1/2
7 7 9
ローゼンケーニッヒ
牡4 58.0 C.ウィリ 橋口弘次 栗東  460(-4) 56.7 8 ** 2.14.5 クビ
8 6 7
スマートギア
牡8 58.0 松山弘平 佐山優 栗東  462(-2) 160.2 10 ** 2.14.8 1 3/4
9 2 2
タニノエポレット
牡6 58.0 浜中俊 村山明 栗東  510(+2) 244.5 11 ** 2.15.4 3 1/2
10 5 5
シルポート
牡8 58.0 酒井学 西園正都 栗東  514(+4) 47.2 6 ** 2.15.4 ハナ
11 1 1
ヒットザターゲット
牡5 58.0 福永祐一 加藤敬二 栗東  522(+4) 90.8 9 ** 2.15.6 1 1/2
ラップタイム  12.7-11.0-11.0-11.9-11.9-12.0-12.3-12.4-12.7-12.7-12.6
前半  12.7-23.7-34.7-46.6-58.5
後半  62.7-50.4-38.0-25.3-12.6

払戻金

単勝10290円  2番人気
複勝10140円  3番人気
4370円  5番人気
11120円  1番人気
枠連4 - 82,560円  6番人気
馬連4 - 105,150円  10番人気
ワイド4 - 10850円  8番人気
10 - 11210円  3番人気
4 - 11860円  9番人気
馬単10 - 46,180円  15番人気
3連複4 - 10 - 112,910円  7番人気
3連単10 - 4 - 1123,420円  53番人気

U指数とは?
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走破タイムを元に今回のレースでどのくらいの能力を発揮するかを推定した値を示しています。
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展望コラム 〜宝塚記念2013〜

☆まんでがん
2013年06月23日() 04:12

☆まんでがんの【人生競馬】 〜第54回 宝塚記念〜 

霧と雨の 芝刈り コースデビューとなった。
まともに当てることも困難なのに 自然のさらなる洗礼が
137という 恥ずかしい スコアを叩きだした。


博打 酒女 ロックンロール
三種の神器 で生きてきた 自分にとって
ゴルフとの出会いは 人生の幅を広げられる きっかけなのかもしれない。

長野県小諸は島崎 藤村が住んだ町としても有名だそうで
競馬新聞しか読まない 小生が 2冊も小説 詩集を購入するという珍事件まで。。。笑

さて 宝塚記念
雨の影響はほとんどなくなれば穴党の出番はなくなったのか?
ディープインパクトVS ステイゴールドの戦いでもある 今回の宝塚

3強?
NO!
1強でしょう

ならば そこから2点の丁半で十分

だが、やりあえば 3着なら ロバでもチャンスがあるのかもしれない

またも悪友の先輩から 託された 福沢諭吉 数枚

連で確実に!
3連で夢を買う!

そんな 宝塚にしたい

本命ドリパス
2013年06月19日(水) 19:00

『競馬』という名の推理小説 〜第241話宝塚記念(謎解き編)〜

第241話 「宝塚記念」

08年 35.5-62.5-37.3 =2.15.3 ▼ 1±0△7 平坦戦 重
09年 34.7-61.4-35.2 =2.11.3 ▼ 6△2△3 瞬発戦
10年 34.8-61.7-36.5 =2.13.0 △ 2▼2△6 平坦戦 稍重
11年 33.6-61.3-35.2 =2.10.1 ▼ 5△2△3 瞬発戦
12年 34.3-61.3-35.3 =2.10.9 ▼10±0△5 瞬発戦

コース適性【瞬5平4消1】という通りで過去5年では瞬発戦3回、平坦戦2回となっています。
そしてその傾向通り瞬発力+底力というのが宝塚記念を制する上で重要なファクターになるのは間違いありません。
グランプリレースですから。
テン速く上がり掛かる展開がスタンダードで勝ち馬の上がりは35秒前後で、ハイペースでも粘りこめる先行馬か3〜4コーナーを上手く回ってこれる機動力のある差し馬が有利だと思われます。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
エイシンデピュティ 【瞬3平8消1】
ドリームジャーニー 【瞬7平1消0】
ナカヤマフェスタ  【瞬4平1消0】
アーネストリー   【瞬4平6消0】
オルフェーヴル   【瞬6平4消0】
2着馬
メイショウサムソン 【瞬9平6消0】
サクラメガワンダー 【瞬10平0消0】
ブエナビスタ    【瞬5平4消0】
ブエナビスタ    【瞬8平5消1】
ルーラーシップ   【瞬6平3消0】

ラップギアの適性よりも2着馬の名前を見渡すと「外回り向きの馬は2着止まりなんだなぁ」と感じたのが第一印象。
勝ち馬ではドリームジャーニーナカヤマフェスタの平坦戦実績が不足している様に見えますがドリームジャーニーは戦績が内回りコース>外回りコースという馬。
ナカヤマフェスタは外回りコースでも勝利はしていますが勝利した最も格の高かったレースがセントライト記念の▼1△3△2という平坦戦でした。
ラップギアの数値だけで絞り込むのは厳しいかもしれません。
とにかく外回り向きの馬は2着までと思って予想するのがベターな気がします。

今年は登録12頭ですがオルフェーヴルは回避なのでフルメンバーでも11頭と少頭数のレースになりそうです。
中心となるのは3強と言われるゴールドシップジェンティルドンナフェノーメノの3頭。
この3頭の取捨選択がポイントになるはず。

ゴールドシップ
皐月賞、有馬記念を勝っていますが機動力に長けた馬ではなくスタミナと持続脚で大マクリを決めてきた馬。
テンの脚がないので毎回後方の位置になるのがマイナスで春天ではまさに展開負けとなって結果でしょう。
例年の傾向からすれば適性としては2着候補。
しかし、開催後半で外差し馬場になる可能性が高いし週末は雨が降り続く天気予報でその点はプラス材料。

ジェンティルドンナ
桜花賞、オークス、JCを勝利しているので外回り向きの馬と言えるかもしれませんがレース振りを見るとあまりそういう印象はしません。
この馬の最大の特徴は▼10を超えるような大きな加速力。
秋華賞もJCも平坦戦となっていますが逃げた馬と2番手の馬は4コーナーでは大きく離れていたレースでジェンティルドンナの上がりは33.1秒と32.8秒というもの。
11〜12秒台から一気に10秒台のラップが刻める馬なのだと思われます。
結論を言ってしまうとこの馬が本命。
こういう脚が使える馬は宝塚の舞台は最適だと思います。
課題はドバイ帰りということだけ。
不良馬場は新馬戦で負けていますが前走のドバイでは勝ち時計が2.27.7と掛かるレースを2着してるのでパワーは兼備されているはず。

フェノーメノ
3歳の春までは戦績的にも東京>中山という馬でしたがステイゴールド産駒らしく秋以降パワーUPしたのでしょう。
春さっぱりだった中山コースのセントライト記念を快勝すると秋天2着、そして春天勝利とG鞠呂涼膣崙りとなりました。
3歳秋以降、位置取りも前に付けれるようになったのもパワーUPした証だと思います。
器用に立ち回れる馬というイメージでどちらかといえばジェンティルドンナに近いタイプに感じます。
蛯名Jがジェンティルドンナの方を気にするのか?ゴールドシップの方を気にするのか?というのもポイントになりそう。


「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ジェンティルドンナゴールドシップフェノーメノ
ゴールドシップが4角でマクリかかったところでジェンティルドンナが加速力で突き放す、というレース展望と予想します。
3強の1角を崩すとすれば重不良1-0-0-0でAJCCの勝ち馬ダノンバラードぐらいか。
トーセンラーはコース替わりはマイナスとみます。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

伊吹雅也
2013年06月18日(火) 20:00

伊吹雅也の週末メイン「1点」分析 2013年06月18日号

▼6月23日(日)函館11R 大沼ステークス
【前走クラス別成績(2008年以降)】
●JRA重賞か地方のダートグレード競走の重賞 [0-0-1-14](複勝率6.7%)
●その他のレース [5-5-4-34](複勝率29.2%)
→前走が重賞だった馬は人気を裏切りがち。格上の馬を信頼し過ぎないよう心掛けるべきでしょう。特別登録を行った馬のうち、前走がJRA重賞か地方のダートグレード競走の重賞なのは、アンコイルドエアソミュールオーシャンフリートクリールパッションダイシンオレンジトウショウカズンメイショウウズシオメダリアビートの8頭です。

▼6月23日(日)阪神11R 宝塚記念
【ハンデキャップ競走を除く芝2000mのJRA重賞における連対経験の有無別成績(2008年以降)】
●あり [5-5-5-15](複勝率50.0%)
●なし [0-0-0-47](複勝率0.0%)
→2008年以降の好走馬は、いずれもハンデキャップ競走を除く芝2000mのJRA重賞に実績があった馬。今回と同じ芝2200mではなく、1ハロン短い舞台での好走経験が明暗を分けています。特別登録を行った馬のうち、ハンデキャップ競走を除く芝2000mのJRA重賞において連対経験があるのは、オルフェーヴル(回避予定)、ゴールドシップジェンティルドンナダノンバラードフェノーメノの5頭だけです。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
 埼玉県桶川市在住のフリーライター、コピーライター、競馬評論家。的確でわかりやすいデータ分析に定評があり、現在は『JRAホームページ』内「今週の注目レース」で“データ分析”のコーナーを担当しているほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている。競走馬への一口出資やペーパーオーナーゲーム(POG)などにも造詣が深く、近年はWIN5研究の第一人者としても知られるようになった。近著に『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。

過去の優勝馬 〜宝塚記念2013〜

2012年 宝塚記念 2012/6/24 16頭 良 阪神・2200m

宝塚記念2012

1着 11 オルフェーヴル 100.4(4) 1人気 池添謙一 2:10.9
2着 7 ルーラーシップ 101.2(3) 2人気 C.ウィリアムズ
3着 2 ショウナンマイティ 99.1(8) 6人気 浜中俊 1 1/4
馬名右横の数値は出走時のU指数(U指数順位)を示しています
払戻金
単勝 11 320円(1人気) 3連複 2−7−11 3,230円(8人気)
馬連 7−11 1,010円(1人気) 3連単 11→7→2 11,550円(7人気)

2011年 宝塚記念 2011/6/26 16頭 良 阪神・2200m

宝塚記念2011

1着 2 アーネストリー 100.9(6) 6人気 佐藤哲三 2:10.1
2着 8 ブエナビスタ 102.8(1) 1人気 岩田康誠 1 1/2
3着 4 エイシンフラッシュ 100.0(9) 3人気 安藤勝己 ハナ
馬名右横の数値は出走時のU指数(U指数順位)を示しています
払戻金
単勝 2 1,360円(6人気) 3連複 2−4−8 2,020円(4人気)
馬連 2−8 1,660円(6人気) 3連単 2→8→4 17,480円(50人気)

2010年 宝塚記念 2010/6/27 18頭 稍重 阪神・2200m

宝塚記念2010

1着 17 ナカヤマフェスタ 96.7(13) 8人気 柴田善臣 2:13.0
2着 8 ブエナビスタ 101.3(3) 1人気 横山典弘 1/2
3着 2 アーネストリー 100.6(4) 3人気 佐藤哲三 1/2
馬名右横の数値は出走時のU指数(U指数順位)を示しています
払戻金
単勝 17 3,780円(8人気) 3連複 2−8−17 7,920円(22人気)
馬連 8−17 5,150円(15人気) 3連単 17→8→2 77,160円(222人気)
開催日 場名 頭数 馬場 勝ち馬 U指数 人気 騎手 勝ちタイム
2009/06/28
宝塚記念
阪神 14 ドリームジャーニー 101.9(2) 2 池添謙一 2:11.3
2008/06/29
宝塚記念
阪神 14 エイシンデピュティ 101.5(3) 5 内田博幸 2:15.3
2007/06/24
宝塚記念
阪神 18 稍重 アドマイヤムーン 100.2(4) 3 岩田康誠 2:12.4
2006/06/25
宝塚記念
京都 13 稍重 ディープインパクト 104.8(1) 1 武豊 2:13.0
2005/06/26
宝塚記念
阪神 15 スイープトウショウ 100.5(5) 11 池添謙一 2:11.5
2004/06/27
宝塚記念
阪神 15 タップダンスシチー 102.9(1) 1 佐藤哲三 2:11.1
2003/06/29
宝塚記念
阪神 17 ヒシミラクル 96.1(16) 6 角田晃一 2:12.0

ステップレース

天皇賞(春) GI
2013/4/28 18頭 
京都・3200m
1着 6 フェノーメノ 2人気 蛯名正義 3:14.2
2着 1 トーセンラー 3人気 武豊 1 1/4
3着 13 レッドカドー 6人気 G.モッセ
東京優駿 GI
2013/5/26 18頭 
東京・2400m
1着 1 キズナ 1人気 武豊 2:24.3
2着 9 エピファネイア 3人気 福永祐一 1/2
3着 3 アポロソニック 8人気 勝浦正樹 1 1/4
目黒記念 GII
2013/5/26 18頭 
東京・2500m
1着 4 ムスカテール 4人気 内田博幸 2:29.6
2着 16 ルルーシュ 2人気 C.ウィリアムズ 1 1/2
3着 11 カフナ 3人気 戸崎圭太 3/4
安田記念 GI
2013/6/2 18頭 
東京・1600m
1着 10 ロードカナロア 1人気 岩田康誠 1:31.5
2着 2 ショウナンマイティ 3人気 浜中俊 クビ
3着 16 ダノンシャーク 12人気 C.デムーロ 3/4

データ分析

人気
「下位人気の伏兵馬を警戒」
過去10年で1番人気が3勝(3連対)、2番人気1勝(2連対)、3番人気1勝(2連対)上位人気馬はある程度の信頼ができるが、5番人気が1勝、6〜10番人気が3勝(3連対3着2回)と穴馬の台頭も目立っているレースだ。人気馬を軸にしつつも、伏兵馬(特に6〜10番人気)も警戒したい。
人気 着度数
1番人気 3-3-1-3/10
2番人気 1-2-1-6/10
3番人気 1-2-3-4/10
4番人気 0-0-2-8/10
5番人気 1-0-0-9/10
6〜10番人気 3-3-2-42/50
11番人気〜 1-0-1-53/55
脚質
「頭は差し馬狙いが◎」
過去10年で差し馬が6勝(7連対)となっていて頭勝負では最も信頼できる。前傾ラップの激しい消耗戦になりやすいのが主力要因として考えられるだろう。ただ、激流になり易いといえど追い込みはマイナス要素で、4連対しているものの1勝と頭での決め打ちは難しそうだ。先行馬は7連対で3着も4回と堅実な成績を残しているが1勝となっており、こちらも頭では狙い難しい。それならペースが緩んだ時の逃げ馬に食指が動く。頭狙いはあくまで有力の差し馬と割り切ってもいいだろう。
脚質 着度数
逃げ 2-0-1-8/11
先行 1-6-4-30/41
差し 6-1-4-46/57
追込 1-3-1-41/46
枠順
「5勝を挙げる6枠筆頭に外枠が優勢」
過去10年で1枠〜4枠が2勝(8連対)に対し、5枠〜8枠が8勝(12連対)となっており、外枠が圧倒的。中でも昨年のオルフェーヴルやエイシンデピュティ、ドリージャーニー、ディープインパクト、スイープトウショウと最多5勝を挙げている6枠は頭か圏外の極端な成績。有力馬が6枠に入った場合は思い切った頭固定で決め打ちもありだ。
枠番 着度数
1枠 1-1-3-10/15
2枠 0-1-1-15/17
3枠 1-1-1-16/19
4枠 0-3-1-16/19
5枠 1-3-1-15/20
6枠 5-0-0-15/20
7枠 0-0-1-20/21
8枠 2-1-2-18/23
前走レース
「前走GIレース出走馬中心も鳴尾記念組に注目」
天皇賞(春)組を中心に前走GIだった馬が好成績を挙げている。ヴィクトリアMから連対を果たした2頭はスイープトウショウ、ブエナビスタとGI級の底力を戦前から示していた。スケジュール改変に伴い、現在は冬季に開催されている金鯱賞(GII)からは3頭勝ち馬が出ており、入れ替えとなった鳴尾記念組の出走馬も要注意だ。
レース名 着度数
天皇賞(春) 4-5-2-30/41
安田記念 1-0-2-13/16
メトロポリタンS 1-0-0-0/1
ヴィクトリアM 0-2-0-2/4
目黒記念 0-0-1-21/22
鳴尾記念 0-0-1-3/4

※対象データ(宝塚記念過去10年)

歴史・レース概要 〜宝塚記念2013〜

宝塚記念(GI)歴史・レース概要


宝塚記念は、1960年にスタートした春のグランプリである。暮れのグランプリである有馬記念と並び、春の関西競馬を盛り上げると共に、春の最強馬決定戦であるファン投票のグランプリをという声で4歳(現3歳)以上混合定量重賞競走・宝塚記念として創設された。一般公募で決定した、宝塚記念限定のファンファーレも話題である。

第1回宝塚記念は阪神競馬場の芝1800mで施行され、翌1961年と1967年に200mずつ延長され現在の芝2200mでの施行となっている。このレースの創設に伴い、宝塚杯(旧・阪神記念)は競走名を阪急杯に変更している。なお宝塚記念は創設以来、改修や地震災害等の理由から京都競馬場や中京競馬場で代替開催となった事が多くJRAGI(グレード制導入以前も含む)の中では最も代替開催の回数が多いレースとして知られる。

上半期のGI戦線を締めくくる中長距離競走で、近年ではフランスの凱旋門賞(G1)をはじめ海外の国際競走への遠征を見据えた試金石としてこの競走に挑む馬が増え、上半期のグランプリであると同時に海外の国際競走のステップレースとしても捉えられている。これまで凱旋門賞を制覇した競走馬は出ていないが、本競走からは第51回優勝のナカヤマフェスタと第53回優勝のオルフェーヴルがいずれも僅差の2着と善戦している。近年は春季の4歳以上の馬にとって天皇賞の出走馬をはじめ、天皇賞を回避して香港のクイーンエリザベス2世カップ(G1・芝2000m)、アラブ首長国連邦のドバイシーマクラシック(G1・芝2410m)およびシンガポール航空インターナショナルカップ(G1・芝2000m)など海外GI競走を経て出走する馬も増えてきており、以前にもまして価値が高まっている。

ただし、日程的には天皇賞、安田記念、ダービーから間隔があり各レースの優勝馬が出走して豪華なメンバーが揃うこともある一方で、一線級が休養する夏という時期もあり、ファン投票で上位に選ばれても回避する実力馬も少なくない。

2011年からは本競走の勝馬に対し当該年のブリーダーズカップ・ターフへの優先出走権と出走登録料・輸送費用の一部負担の特権が付与されるブリーダーズカップ・チャレンジ指定競走となっている。

過去の主な優勝馬には、シンザン、スピードシンボリ、ハイセイコー、トウショウボーイ、カツラギエースタマモクロスメジロマックイーンビワハヤヒデマヤノトップガンサイレンススズカグラスワンダーテイエムオペラオータップダンスシチーディープインパクトドリームジャーニーナカヤマフェスタアーネストリーオルフェーヴルなどの蒼々たる名馬が名を連ねる。

宝塚記念の主なステップレースは、天皇賞(春)、安田記念、日本ダービー、金鯱賞、目黒記念など。

レースレコードは2011年にアーネストリーが記録した2分10秒1という時計。


☆宝塚記念の過去の成績はコチラ

執筆者:ウマニティ競馬研究所(略してウマケン)