グリーンセンスセラさんの競馬日記

【兵庫チャンピンシップ(G2)展望】

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【兵庫チャンピンシップ(G2)展望】昨年の新人王の重賞初制覇なるか!? 3連勝中ダートの「大物」リゾネーターが3歳最初の重賞タイトルを狙う!─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2017年5月3日 8時2分 http://biz-journal.jp/gj/2017/05/post_3283.html
 
4日(木)には園田競馬場で第18回兵庫チャンピンシップ(G2)が開催される。ドバイなどの特殊な例を除けば「3歳限定戦で最初の重賞」だけに、毎年骨のあるメンバーが集う出世レースだ。
 かつてはコパノリッキーやクロスクリーガー、昨年もケイティブレイブがここで重賞初制覇。そこから白山大賞典、浦和記念、そして先日の名古屋大賞典とすでに4つの重賞タイトルを手にしている。2着馬は今年のフェブラリーSを勝ったゴールドドリームだ。今年も素質馬の出世の足掛かりとなるのだろうか、楽しみなメンバーが集った。
 その中でも中心は3連勝中のリゾネーター(牡3歳、美浦・牧光二厩舎)だ。
 前走の伏竜S(OP)は、まさに圧巻の勝利だった。抜群のスタートから好位につけると、最後の直線ではメンバー最速の末脚であっさりと抜け出し後続を完封。レース後、主戦の木幡巧也騎手が「クラスが違う」と話したように、4馬身差の楽勝だった。
 デビュー戦こそ、今や"世界No.2"まで上り詰めた怪物エピカリスに突き放されたが、続く未勝利戦を完勝。この馬の能力の高さが証明されたのが年明けの500万下であり、後にヒヤシンスS(OP)で5着するキャプテンキングを7馬身置き去りにする圧勝を飾っている。
 藤田菜七子騎手と同期で昨年デビューを果たした木幡巧也騎手は、これが重賞初制覇のチャンス。先日のマーチS(G3)ではあと一歩という惜しい2着があり、今度こそ決めたいところだ。昨年の新人王が、いよいよ全国に名を轟かせるか。
 実績面ではリゾネーターに一歩劣るが、勢いで負けていないのがクイーンマンボ(牝3歳、栗東・角居勝彦厩舎)だ。
次のページ 実績面ではシゲルコング

 今年の3月の遅れたデビュー戦こそ芝で大敗したが、ダートに替わってからは2戦2勝と底を見せていない。それも未勝利戦が3馬身差、500万下が2馬身差といずれも危なげなく勝ち上がっている。
 近親には天皇賞・春を勝ったスズカマンボがおり、将来的にも楽しみな逸材。北村友一騎手と共に3連勝を狙う。
 勝ち身に遅いもののタガノディグオ(牡3歳、栗東・宮徹厩舎)の安定感はここでも脅威だ。
 昨年8月のデビュー戦こそ芝でシンガリ負けを喫したが、ダートに転向してからは8戦して馬券圏内を外したことがない堅実派。その分、9戦2勝と勝ち身には遅いが、それはゲートが不安定で、いつも後方からの競馬を余儀なくされている面が大きい。
 ただ、出遅れがマシだった前走の500万下は後続を3馬身半突き放す強い内容。まともなスタートさえ切れば、善戦マンを返上しての重賞初制覇もあるはずだ。
 近走こそ奮わないが、実績面ではシゲルコング(牡3歳、美浦・松永康利厩舎)に一日の長がある。
 昨年はオキザリス賞(500万下)を勝って全日本2歳優駿(G1)に出走。2番手からしぶとく粘り込み2着を確保している。ただ3歳を迎えてからは、その賞金によって他馬よりも斤量が重いために苦戦が続いている。ここ3戦はいずれも着外と一息。
 ただ、ここは久々に同斤で走れる舞台。良いころの走りを知っている内田博幸騎手に戻ったのも大きく、世代屈指の実績馬が復活の一発を狙っている。
 他にもJRA勢からはノーブルサターンも出走しているが、前走の伏竜Sでリゾネーターに完敗しており厳しいか。地方勢では地元のナチュラリーが筆頭格だが、前年の兵庫ジュニアグランプリ(G2)でJRA勢の前に7着に完敗しており、苦戦は必至だ。
 果たして、昨年の新人王・木幡巧也騎手が重賞初制覇を飾り、大器リゾネーターが連勝を伸ばすのか。それとも脇役陣の中に、将来ダートの重賞戦線を賑わす逸材が隠れているのか。楽しみな一戦・兵庫チャンピンシップ(G2)は4日(木)に園田競馬場で開催される。

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