佐藤洋一郎さんの競馬日記

電子版穴馬絞り 【サンスポ賞フローラS】

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>4月なかばに夏日が4日も続くほどに、今
年の夏足は速い。
 菊花賞馬ミナガワマンナ(夏に弱かったシ
ンザン産駒)が春の天皇賞(4着に敗退)の
週に栗東(連日の夏日)で夏負け状態になっ
てるのを、トレセン事務所の赤電話で仲住調
教師がオーナーに電話をしているシーンを思
い出した。
 そして京都1R⓺フラワーイレブン(単勝
194倍)や東京8R⑩ボールドアテンプト
(同112倍)の”狂い咲き”をも納得した。
 花のように季節や気象の変動に敏感な、牝
馬戦線の目まぐるしい新旧交代の波乱劇は、
女心とナントカではあっても、決して偶然や
デタラメの産物ではない。
 そのナントカ(季節の急変)が狂い咲きや
返り咲きの原動力ならば、咲く花、しぼむ花
の浮き沈みを予想することはできる。
 そう確信しての【◎】ディーパワンサは、
7月の中京で新馬・2歳Sを連勝した胡蝶蘭
(15度C以下では休眠、25度C~28度
Cが開花条件)のような夏型牝馬とみている。
 昨秋以降の低迷には”休眠”のほかにも、
右回りの不器用さがあったかもしれないが、
それもふくめて初夏の陽光をさんさんと浴び
る左回り東京の樫(オークス)の本ステージ
へのリハーサルは見逃せない。
 最近になって名をあげた”冬花”は基本的
には相手ではないが、唯一怖いのが展開つま
り花をも散らす風のような逃げ~先行馬の番
狂わせで★モズ、▲タガノ。
 逆にその風が乱気流となったときの大外一
気の☆アモーレ! 
 この長友ではなく大野・アモーレは「怖が
り」ながら桜花賞、スプリンターズSを快勝
したニシノフラワーの孫で、もまれ弱かっ
た祖母の血を強く引いている。
 祖母はもまれずにスムーズに先行できたと
きにはGⅠをも制したが、アモーレは最後方か
ら上がり33秒台の鬼脚で新馬戦を4馬身差
で圧勝した異次元のパワーを隠し持っている。
 そうしたポテンシャルを一気に引き出せる
ははずの「初ブリンカー」にはターボエンジ
ンなみのパワーが仕込まれている。極秘の抑
え馬券として⑮単複も少々。

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