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【徹底攻略18】GⅠ・重賞レースの難易度あれこれ
執筆者:横井顕 2016年12月27日(火) 17:32
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「展示室」の「レース気論」にはGⅠ・重賞の通算成績が記録されます。ここのデータを確認すると、どのレースが勝ちやすいか、あるいは勝ちにくいか、傾向が見えてくると思います。

もちろんプレイヤーによって出走レースの好みは変わってくるので一概には言えませんが、一例として私と友人の牧場の合計データを紹介します。





勝ちやすいレースを中心に出走することで、より資金を稼ぎやすくなります。おまかせ調教で育てているときなど、美味しいレースがあるのに他のレースに登録しているようなら、手動でレースを選び直してやると効果的です。



GⅠの出走記録集計

GⅠの記録を勝率の高い順に並べたのが以下の表です。

■GⅠ勝率ランキング




牝馬限定のヴィクトリアマイルエリザベス女王杯がやはりいちばん勝ちやすいレースです。強敵が滅多に出てこないのが大きいですね。秋華賞もほぼ同様ですが、3歳限定のため出走数が少なめです。

次いでマイル戦。マイルCS、安田記念、NHKマイルCは、やはり強敵が少なくて美味しいレースです。スピードがC評価もあれば十分に勝負になりますし、強敵が1頭もいないときはそのへんのマイル重賞と同じ感じで勝てます。

ダートのフェブラリーSとチャンピオンズCは、距離もライバルもだいたい同じなのに、何か勝率にだいぶ差があります。自分のプレイを振り返ると、フェブラリーSは年始の大目標として最高に仕上げるのに対し、チャンピオンズCは秋競馬の最後に余力で出ている……というのが響いているのかもしれません。

一方、勝ちにくいのはクラシック各レースと天皇賞、ジャパンC、宝塚記念有馬記念の大レース。強敵が多く、穴場の年がなかなかないのが関門です。



重賞の出走記録集計

こちらは勝ちやすい重賞の上位です。重賞は弱い馬でも何でもとりあえず挑んでいるので、勝率ではなく勝った回数で集計しています。

■重賞勝利数ランキング




函館、新潟、中京、小倉のローカルGⅢは鉄板ですね。チャレンジCは、有馬記念に挑む馬以外は基本的にここを1年の締めくくりとしているので、けっこうな出走回数になっています。

GⅡは府中牝馬Sがいちばんの穴場。今のところ強敵は希にアパパネが出るくらいで、楽に勝てるレースです。このほか、出走回数が少なくてランキング外ですが、以下のレースも勝ちやすくておすすめです。

■勝ちやすくておすすめの重賞(開催週順)




一方、あまり勝てていないのは以下の重賞。3歳限定戦とスプリント戦です。

3歳限定戦は、とくに牝馬の重賞は強敵が多くて厳しいですね。つい出走を避けて、他の重賞へ行ってしまうことも多いです。

スプリント戦のほうは、アイビスサマーダッシュを未だに勝てていません。1200mのレースよりもう一段スピード寄りの馬が必要な感じがします。また別定の斤量が非常に重く、活躍した馬で挑むと69kgとか背負わされてしまうのも注意点です。

■勝ちにくい重賞(勝利数順)




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○執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
 ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)、『ダービースタリオン96全書』(アスペクト)など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』(KADOKAWA)まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。

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