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ウマニティ・プロ予想家:伊吹雅也さんインタビュー〜後半
執筆者:ウマニティ×ダビマス 2016年12月22日(木) 17:01
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日本競馬界のためにも盛り上がってほしい! 『ダビスタ』世代の競馬評論家、伊吹雅也さんが『ダビマス』の魅力を語る

◆PROFILE
【話し手】伊吹雅也プロ
1979年生まれの『ダビスタ』世代。JRAホームページほか様々なメディアで活躍中の競馬評論家。ウマニティ公認プロとしても2007年のオープン当時から活動中。近著に『コース別 本当に儲かる騎手大全 2016秋〜2017』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる血統大全』(ガイドワークス)など。


▲7年目の秋に福島記念で重賞初制覇。

――「現実にもあり得る年数でビッグタイトルを獲る」という目標を掲げ、じっくりと『ダビマス』を遊んでいらっしゃる伊吹さんですが、タイトルは獲れましたか?

(伊)おかげさまで、ジョイトゥザラヴと名付けた2頭目の生産馬が4歳の秋に福島記念を勝ってくれました。牧場を引き継いでから7年目、最初の生産馬がデビューしてから4年目ですから、現実の競馬と比べてもまずまずのスピードなんじゃないでしょうか。レースの使い方も独特ですし、現実にこんなオーナーブリーダーがいたら、そろそろ熱心な競馬ファンの間で話題になっていると思います(笑)。

――そういった想像もしながら楽しんでいるわけですね。

(伊)私にとってはそれがシミュレーションゲームの醍醐味なんです。他に例を挙げると、1〜4頭目の生産馬はいずれもディープブリランテ産駒だったので、現実のディープブリランテ産駒をひとつの目標にしていました。

――現実のディープブリランテは2016年夏に初年度産駒がデビューしたばかり。2勝をマークし、先日の阪神ジュベナイルフィリーズでも4着に健闘したディーパワンサが現在の代表産駒ですね。

(伊)私がこれまでに生産した馬も、4頭中3頭は2歳のうちにオープン入りしてくれたのですが、ほとんどが晩成タイプだったこともあり、2歳時の重賞では大敗続きでした。代表産駒の座をディーパワンサから奪えなかったのはちょっと悔しいですね。そのうち、もっと能力が高い繁殖牝馬を使ってリベンジしたいと思います。

――そういった独自の目標を作ってプレイするのも面白そうですね。

(伊)自己満足もいいところですけどね。『ダビマス』内で公式に設定されているデイリーチャレンジと違い、何か報酬があるわけではありませんから。これからプレイする方に対して念押ししておきますが、ちゃんとデイリーチャレンジをこなしていった方が絶対にお得です(笑)。

――確かにその通りですけど(笑)。

(伊)自己満足と言えば、8年目の福島記念には1〜4頭目の生産馬すべてを出走させました。JRA-VANにデータがある1986年以降だと、現実のJRA重賞で4頭出しを敢行した個人オーナーさんは、2016年日本ダービーの金子真人ホールディングス、2012年セントウルステークスならびに2012年北九州記念の栄進堂、2008年天皇賞(春)の近藤利一氏くらい。これも、現実の競馬で達成したらそれなりに注目を集めそうな記録と言えるんじゃないでしょうか。ましてや新興のオーナーブリーダーですし。


▲8年目の福島記念では4頭出しの珍記録(?)を樹立。

――熱心なファンでなくとも「おっ?」と思うでしょうね。

(伊)まぁ、これだって、効率良くゲームを進めたいのならば使い分けした方がいいに決まっているんです。ただ、4頭出しが可能であると気付いた瞬間、珍記録マニアとしての衝動に火がついてしまった(笑)。私自身、こんなオーナーブリーダーさんを現実の競馬で見かけたら、間違いなく好きになりますもん。結果的に4頭目の生産馬であるスウィートペインという馬が勝ってくれて、まったくの無駄にはならず済みましたけど、これからプレイする皆さんは真似しない方が良いと思います(笑)。

――マイペースでゲームを進められている伊吹さんですが、今後はどんな形でプレイしていこうと考えていますか?

(伊)もちろん、ずっとこの調子で続けていくつもりはありません。ゲーム内の年数がそれなりに進んで、GIタイトルなんかも獲得できたら、そこから先はBCで勝てるような強い馬作りを目指していきたいです。さまざまなプレイスタイルで楽しめるのが『ダビスタ』シリーズのいいところですし、段階を踏んで遊び尽そうと思います。あとは『ダビマス』から登場したストーリーの進行も興味深いですね。登場するキャラクターがそれぞれ魅力的ですし、『ダビスタ』の楽しみ方がさらに広がりました。

――お気に入りのキャラクターはいますか?

(伊)種付け権の抽選で登場するはむリンです。現実世界の芸能人でもこういうタイプが好きなんですよ。残念ながら競馬関連のメディアにはあまりいらっしゃいませんが……。表に出しているキャラクターはもちろん、なんとなく「業界で苦労していそうな雰囲気」も感じられるあたりがたまりません(笑)。


▲伊吹さんのお気に入りキャラクター、はむリン。

――なるほど。そういうことでしたら、今後ストーリーを進めていく中でもっと面白いシーンが観られると思いますよ。

(伊)そうなんですか!? 頑張って進めないといけませんね(笑)。


▲『ダビマス』が日本競馬界の将来を左右する!?

――ここまで『ダビマス』のご感想を伺ってきましたが、伊吹さんが『ダビスタ』シリーズをプレイするのは『ダービースタリオン99』以来だったとのことで、競馬評論家のご活動を始めてからプレイしたのは今回が初めてだったわけですよね。

(伊)そういうことになります。

――競馬評論家としてプレイする『ダビスタ』はいかがでしたか?

(伊)ここまで話してきた通り、遊び方自体は中高生の頃とあまり変わっていないんです。ただ、冷静に考えてみると、それって凄いことですよね。基本的なゲームシステムは一緒なのに、実際の競馬をほとんど観たことがなかった当時も、それなりに競馬の知識がついている現在も、同じような気持ちで楽しめているわけですから。改めて、本当に偉大な作品だと思います。

――長く愛されるだけのことはある、ということですね。

(伊)これだけの人気シリーズですし、現実の競馬に与えた影響も大きいんじゃないでしょうか。日本競馬の年表と『ダビスタ』の年表を突き合せてみると、特にそう思えてくるんです。JRAの売得金額は1980年代の序盤に一旦伸び悩んだ時期があったんですけど、中盤からまた急激に伸びはじめ、1990年代半ばにピークを迎えましたよね。

――歴代最高額を記録したのは1997年(4兆6億6166万3100円)でした。

(伊)初代の『ダビスタ』、いわゆる「関東版」が発売されたのは1991年。競馬界が盛り上がっていく中で登場し、ピークへと押し上げる原動力になった作品と言っていいでしょう。

――それはその通りですね。

(伊)そして、JRAの年間売得金額は1997年から減少の一途をたどるのですが、2012年に15年ぶりの前年比プラスを記録し、その後はまた少しずつ増加しています。私はこの「下げ止まり」も『ダビスタ』の影響だと思うんです。現在の三十代って、ちょうど学生時代にファミコン版やスーパーファミコン版の『ダビスタ』をプレイしていた世代じゃないですか。

――『ダビスタ』から競馬に興味を持った世代がそれくらいの年齢になった、と。

(伊)『ダビスタ』世代が競馬界やその周辺で労働の中核を担うようになり、その結果として勢いが戻ってきている可能性はありますよね。社会に出る前、それこそ中高生の頃から競馬を楽しんできた人間の数は、『ダビスタ』誕生前の世代とは比べ物にならないほど多いはず。母数が増えた分、現在の競馬界やその周辺には良い人材がたくさん入ってきているでしょうし。

――脂の乗る年齢になった『ダビスタ』世代が、業界の主力として競馬人気を回復させつつある、ということでしょうか?

(伊)『ダビスタ』世代が特に優秀であるとか、『ダビスタ』世代の力だけで売得金額の下落を食い止めたとか、そこまで言うつもりはもちろんありません。ただ、それなりの影響はあったと考えて良さそうです。あとはもっと単純に、『ダビスタ』世代の競馬ファンが購買力のある年齢になって売り上げを下支えしているという側面もあると思います。

――確かに、いま馬券を買っている若い方の大半は『ダビスタ』が最初のきっかけかもしれません。

(伊)そういった時代の流れをこの目で見てきたこともあって、私は『ダビマス』に対する期待も大きいんです。スマートフォン向けのアプリという新しい形になったこともあり、一時的に競馬への興味を失ってしまった元『ダビスタ』プレイヤーや、これまで競馬にまったく興味のなかった方が、『ダビマス』をきっかけに競馬場へ来てくれるかもしれない。そして、そういった方々が馬券を通じて競馬界の発展に貢献してくれるかもしれない。その中に数十年後のトップブリーダーや有力馬主がいる可能性だってあります。

――かつての『ダビスタ』シリーズはそうでした。

(伊)もちろん、そのためにはまずかつての『ダビスタ』シリーズと同じくらいのブームを『ダビマス』が巻き起こしてくれなければなりません。幸い、それだけのポテンシャルがある魅力的なゲームであることは、ここまでのプレイで十分に実感できました。日本競馬界の未来を支える馬事文化のひとつとして、『ダビマス』が盛り上がってくれると嬉しいです。

――そうなることを祈りましょう。今回はありがとうございました。


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