【徹底攻略1】牧場経営を安定させよう｜横井顕のダビマス徹底攻略

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【徹底攻略1】牧場経営を安定させよう

執筆者：横井顕 2016年11月29日(火) 13:00

ナイス 5

『ダビスタ』の最初の目的は、資金を貯めて牧場を充実させること。

昔のシリーズでは最初の1頭で何十億円も稼げる時代がありましたね。最近の『ダビスタ』はわりとシビアになってきています。地道に何頭も馬を育てながら、少しずつ資金を貯めていきます。

最新作『ダビマス』でもこの辺りは同じ。過去のシリーズと少し変わった部分もありますが、以下が牧場経営のポイントになります。

とにかくたくさん馬を走らせる

馬は走らせれば基本的に黒字になります。1頭の維持費は、5歳いっぱいまで現役を続けても3000万円足らず。総賞金5000万円も稼げれば十分にペイできます。

とにかく馬をたくさん揃えて、賞金をできるだけ回収するのが大事です。

少数精鋭でみっちり馬を育て上げたい人も、序盤はたくさんの馬を所有して資金稼ぎを優先してください。

▲条件戦で入着を繰り返すだけでも資金はじわじわと増えていく。

繁殖牝馬は自家生産でまかなう

牝馬が生まれたら、それを繁殖に上げて配合に用いる……自家生産繁殖牝馬を使った配合は『ダビマス』でも基本です。

セールで繁殖牝馬を購入すると多額のお金がかかります。高いものでは15億円以上と、『ダビスタⅢ』の頃を思い出させる高額っぷりです。さらに、大枚はたいて買った繁殖牝馬がすぐに他界してしまうことも。

資金が少ないうちは、自家生産繁殖牝馬で配合を行なうのが得策です。自家生産繁殖牝馬なら元手はかかりませんし、4～5歳など若くから繁殖入りさせることもできます。

GⅠや重賞を勝てるレベルの牝馬なら能力も十分。セールで売られている高額牝馬に匹敵する能力も期待できます。

▲いい成績を残した牝馬を優先的に繁殖入りさせて配合に使おう。

施設は必要なものだけ建設する

これまでの『ダビスタ』では、牧場施設は基本的に最大拡張が前提でした。しかし『ダビマス』ではちょっと注意が必要です。建設すると維持費がかかる施設もあるのです。

牧柵拡張と温泉です。

これらを建設すると、年数を進めるだけでどんどんお金が減っていきます。目当ての繁殖牝馬を探して何年も進める……ということが気軽にできなくなります。

牧柵拡張のほうは、さずがに初期状態のままだと狭すぎるので、自分の所有頭数を考えて必要最低限の拡張だけ行ないましょう。

温泉のほうは、なくても当面は困りません。こちらは非常に高額な維持費がかかるので、最強馬生産を狙う段階になってから考えればいいと思います。

▲維持費を払っていけるメドがついてから拡張するのが無難。

BCにこまめに出走する

『ダビマス』ではBCが復活しました。他のプレイヤーとの対戦は『ダビスタ』の大きな楽しみでしたね。

『ダビマス』ではBCに参加すると資金などのプレゼントをもらえるため、牧場経営の一環としてBCを利用するのも有効です。

プレゼントはクラスや着順によって変わりますが、最低でも500万円はもらえます。弱い馬でもいいからとにかく参加したほうがお得です。

なお、プレゼントは3時間に一度。その間のいちばんいい成績に応じたものをもらえます。

▲ファンからのプレゼントという形で資金や種付け権などを入手できる。

ちなみに……

これまで『ダビスタ』では破産＝ゲームオーバーでしたが、『ダビマス』では資金が底を尽きてもそのままゲームを続けられます。

お金がマイナスになると、年始に1億円を融資してもらえるのです。

この1億円は毎月200万円ずつ返済していくことになるのですが、その途中でお金が尽きてしまうとさらに1億円融資されます。赤字になるたびに、何度でも1億円の融資を受けられます。

これを利用し、どんどん融資を受けてお金を使いまくる……というやり方もあります。毎年赤字になるまでお金を使い込み、年始のたびに1億円を振り込んでもらうのです。

▲毎年1月を迎えたときに赤字になるよう、解析などを行なって所持金を減らしておく。

毎年稼いだお金に加えて融資額の1億円を使えるわけです。借金が増えても毎月の返済額は200万円固定で、返済期間が伸びるだけ。当面の収支にはほぼ影響はありません。

ただし、つねにお金がない状態が続くため、高額な買い物（高額繁殖牝馬の購入など）は難しくなります。

この場合、BC報酬のお金をプレゼントボックスにストックしておき、必要なときに一気に引き出してお金を用意するという抜け道があります。

▲プレゼントボックスにヘソクリとしてお金を残しておくのがポイント。

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○執筆者プロフィール
横井顕（よこい・けん）
　ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオンⅢ全書』（アスキー出版）、『ダービースタリオン96全書』（アスペクト）など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』（KADOKAWA）まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。